※CO-OPライトツナ、はごろもシーチキンマイルドとは異なる製品です。 生協基準のシーチキンマイルド 全国の生協で販売される普及品レンジのツナ缶その2。COOPはごろもシーチキンLフレークやCOOPライトツナフレークとの大きな違いは、魚種にある。こいつはカツオ。 COOPがつかない一般的なシーチキンマイルド(70g・国産)とは、食塩とGMO表記の細かさで差別化されている。 生協PBのライトツナフレーク群、COOPはごろもシーチキンLフレークと同じく、たいがいの全国生協に置いてある。前述のとおり、塩とGMO表記を除いて通常のシーチキンマイルドと緒元は同じなので、 ・生協のツナ缶から選ぶとして ・カツオが好き or よりコストパフォーマンスを高めて ・シーチキンを名乗るものが良い という場合に選択肢となるだろう。勿論、値段だけで選んでも差し支えない。 富士冷缶詰のOEMと明記されているほか、生協の情報ページでカツオ原産国が「日本等」という記述がある点が特徴か。リサイクルマークのロゴが省かれている。2020.11製。 ☆缶を開けたところ (撮影のため、中身を箸でほぐした) 身は細かい。下味はシーチキンLやシーチキン(ホワイトミート)群より強く、たまねぎのような酸味を伴う。 通常のシーチキンマイルド(70g・国産品)とくらべても、味の違いはほとんどない。この細かさに対する自己主張の強さを活かして、液汁絞ってツナマヨの種や、高菜飯に混ぜるのもありかもしれない。シーチキンL群より、揚げちくわ天に詰める具、豚肉を省いたチャーハンに適している。 ☆各種評価 ・グレード ★★☆☆☆ 2.5 ・価格 ★★★☆☆ 2.5 #143円/缶(3缶429円) ・味覚評価 ★★★☆☆ 2.8 #驚くほど普通で無難 ・入手性 ★★★★☆ 4.0 #全国の生協実店舗、一部の生協系宅配サービスなど ・原産国 国産 ☆スペック 内容量 70g 210kcal/缶 食塩相当量0.5g たんぱく質13.2g 原材料 かつお[日本等]、大豆油(遺伝子組換え不分別)、食塩、たん白加水分解物 JAN:4902220312900(単品)/4902220312917(3連シュリンク・SP3) 製造固有番号/FZ +SO28 販売者 日本生活協同組合連合会(東京都渋谷区渋谷3-29-8) 製品ページ 製造者 株式会社富士冷(静岡県焼津市惣右衛門1281-2) #富士冷缶詰工場 Tuna canning Review No.180 ■「ツナ缶スーパーリンク!!」 ・(No.115)シーチキンマイルド(キャノーラ油) →こっちはギフト品。身の大きさに注目。同じ富士冷OEMのシーチキンマイルドではあるが、量販品とギフト品でカツオの細かさを分けている気がする。 ・(No.13)シーチキンNewマイルド →同じシーチキンマイルドの名前を持つが、中身は月とすっぽん。それでもシーチキンNewLフレークやシーチキンLフレーク(N)に対するLフレーク(国産品)の落差と比べたらマシなほう。シーチキンマイルド系列のほうが(国産と輸入で)味と中身の落差が小さいように思う。 ・(No.172)COOPライトツナフレークまぐろ油漬(国産) →生協で選べるツナ缶のひとつ。こちらはキハダ油漬だが、COOPはごろもシーチキン系列と値段はほぼ変わらない。よく似た見た目のタイ産もあるので、買う時は気を付けよう。 ・(No.08-6)令和最新版 シーチキンLフレーク70g →水先案内記事。シーチキン系の記事への網羅を兼ねる。COOPはごろもシーチキンLフレークは……そのうち書くんじゃない?