231缶 あけぼの 油そのままツナリセッタ(2016=7年熟成)過剰熟成は難しいので3年以内に食べたほうがよさそう
Dec
4
こんなツナ缶です
■おねだん
ふつう(今は200円前後)
■魚の種類
キハダマグロ(ライトミート)
■液汁の種類
野菜スープ漬け(リセッタ油)
■身のほぐし方
細かいほぐし肉
■おすすめの食べ方
サラダや煮物に適
下味は強いが調和性が高い
☆コメント
あけぼのブランドのツナ缶。「野菜スープ漬」とある。これは油入り水煮と水煮の中間に位置するカテゴリだ。水煮に近いか油水煮に近いかは製品に依るが、本品は油水煮に近い。野菜スープ漬というカテゴリは、今はマルハニチロ(あけぼの)くらいしか使っていなかったと思う。
比較的スーパーで見かけることが多いか。水煮系缶詰で5年以上寝かせたらどうなるのか気になって、7年熟成させていたものを開ける。2016.6製造。
身は細かく、下味は強い。たしかに野菜スープ漬という感じの自己主張を感じる。
しかし過剰熟成によって内側が変質したのか、食べたときに若干の鉄臭さを感じる。理論上は変性しないとはいえ、保管状態が悪かったのだろうか…
過剰熟成なしの味付けなら煮物の具などにも活躍できただろう。マルハニチロの名誉のために言っておくが、これはまずいツナ缶ではない…賞味期限内に食べたら何の変哲もないおいしいツナ缶だっただろう…
過剰熟成の難しさを感じた。水煮缶では比較的シビアな温度湿度管理をしたほうがいいのかもしれない。もっと実験が必要だ…
☆各種評価
・グレード ★★★☆☆ 3.0
・価格 ★★★☆☆ 3.0 #172円/缶
・味覚評価 【N/A】 #度を超えた長期熟成 評定不可
・入手性 ★★★☆☆ 3.0 #たまにスーパーで見かける
・原産国 国産
内容量 70g
110kcal/缶 食塩相当量1.0g
原材料 まぐろ、食用生成加工油脂、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)
JAN:4902165087253 製造所固有記号/Y KY
販売者:マルハニチロ株式会社(東京都江東区豊洲3-2-30)
(製造者:山梨罐詰株式会社(静岡市清水区興津中町974))
Tuna canning review No.231
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