昔は・・・
Nov
26
モノクロ・ハイコントラストで写真を撮り、画像ソフトでセピア調とフィルム写真のように周辺光量を下げました。
田舎は住宅地の側まで田んぼがあり小さい頃は機械化もしれており人手に係る作業が大半で農業は決して楽ではありませんでした。
今の自民党政権でまた農業政策が半世紀ぶりに大きく変わろうとしていますが狭い国土の日本では外国の広大な土地で大型機械による生産合理化が出来てコストダウンできるところなど極限られています。
政治家・官僚は、机上で土地を集約化して大型機械を使い生産の合理化をすればよいと考えているのかも知れませんが、土地を集め経営者一人当たりの耕作面積を増やしてもアメリカやオーストラリアのようにどこまでも平坦で広大な土地など日本にはどれだけあるのでしょうか?
平野部の狭い日本は土地の高低差はひどく農作業の効率が良い平坦な場所などそう簡単に作れませんよ。何十年か前から全国で国の補助で耕地整理が進みましたがそれでも1区画30アールの田んぼです。最近では大型機械化で1区画1haが標準ですがそれでもアメリカなどの耕作地に比べたら小さなものです。
主食である米の価格は生活費の比率からすれば大したことなく増えてもいません。日本の零細農家の収入は減るばかり。これからの政策で大農家は何とか生き残れるかもしれません。でも日本を底辺で支えてきた零細農家は就業者の高齢化とともにますます廃れ、地方の活力は後退し日本の原風景も消えていき廃れていく気がします。
国民にとって日本型農業は必要で廃れない理解も必要だと思います。生産者米価が廉すぎます。日本の将来のため農家が生産を維持できる生産者米価引き上げをお願いします。
【撮影データ】
RICOH GXR MOUNT A12 MD ROKKOR 50mm f:1.4
2013/11/26 15:27:25
SS1/380 F?.? ISO200
露出補正 0