写真に光は、重要ですが主題の明るさを適正に撮ろうと思うとライティングが重要になってきます。 暗がり等ではフラッシュを焚きますがライティングそのものです。ただ、闇雲にフラッシュで一元的に明るくすれば良いということではありません。 適切にライティングすると言うことは明るさ、照射の方向、照射の範囲等色々考慮しないといけないことは沢山あります。 映画の撮影等の現場をご存知の方はライトや沢山の反射板を持った人が周りにいる光景を思い浮かべていただけると思います。 写真スタジオで写真を撮る場合もフラッシュは、色々セッティングされていることをご存知の方もあると思います。 やっと、庭の皇帝ダリアが一輪咲いたので写真を撮ろうと思ったのですが背が高く足継ぎか梯子を使わない限り空が背景になって逆光状態は必至です。 絞りを+補正するかマニュアル設定をすれば主題の花の明るさに合わせることはできますが明るい背景は適正な明るさより明るくなり過ぎ大概は白飛びしてしまいます。 そこで、今回考えたのは、地上から撮る場合晴れていたのでレフ版で主題の花に太陽光を反射させて明るくする方法でした。 レフ版は、以前に買っておいたのですが今まで一度も使ったことがありません。初めての実践投入となりました。 レフ版は、色んな形状やサイズがありますが私は、円形で小さく仕舞え片面は白でもう片面は銀色のものを持っています。 一人で重いカメラとレフ版を持って当てるのでなかなかうまくいきませんでしたが1枚目の写真は、花に反射光が当たった状態で2枚目は外れた状態です。 レフ版の効果を分かって頂けると思います。3枚目の写真はレフ版は使わずフラッシュを焚いた写真です。 1枚目と2枚目の写真は背景の空も雲は多めでしたが青空の色も写っていますよね。主題も背景もきちんと色を写そうと思うとライティングは、重要なんです。 3枚目の写真はISOオートで撮ったのでフラッシュの光量との関係が悪く明るく写り過ぎました。ハイキーの作品とすればそれでも良いとは思いますが背景は真っ白で完全に白飛びしてますけどね。 こういう場合は、三脚を使い絞り、シャッタースピード、ISOはマニュアル設定して撮るべきですね。 フラッシュを使っても光量を設定すればレフ版と同じように撮れるんですが今回はTTL測光のお任せだったので背景の明るさに負けじとフラッシュが目一杯発光したのだと思います。
Posted at 2014-11-09 05:57
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Posted at 2014-11-09 17:49
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