病気の再発(6)
Feb
1
まだこの病は治ることを知らず・・・
と、いうことで第4弾のレンズが昨日遅く届きました。
「Chiyoko SUPER ROKKOR 45mm F2.8」というレンズでミノルタの前身の会社であった「千代田光学精工株式会社」時代に作られたレンズで何と私が生まれた頃のレンズなんです。
ミノルタ党だったし生まれた頃にあったレンズと今はない特別モデルでないと作られないオール金属製(真鍮にメッキ)で重厚感に凄く引かれたので写りというよりその風貌に憧れたので是非欲しかった一品でした。
とにかく年数が経っているので少し錆があったり打痕があったりで新同品はよほどでないと手に入らないでしょうから良しとしました。
レンズも奇麗な方で安心しました。とにかくレンズにカビがないことが第一ですね。
このレンズのマウントはライカLマウント(通称L39マウント、またはLマウント)でスクリューネジ式です。今時ネジ式のマウントはありませんがL-Mアダプターというものがありこれを使うとライカLマウントがライカMマウントになります。
ライカLマウントのフランジバックは28.8mmでライカMマウントのフランジバックは27.8mmと1mmの違いがあるので1mm厚のスペーサーにライカMマウントを付けたような物がL-Mアダプターとして世に存在するのです。必要なことは分かっていたので事前に信頼性の高いマウントアダプターメーカーである宮本製作所から買っておきました。
RICOH GXR MOUNT A12に付けましたがファッショナブルで良いですね。こじんまりしているし。しかし、全身金属鏡胴ですから重いです。GXRを持つと明らかにフロントヘビーなのが分かります。
「Chiyoko SUPER ROKKOR 45mm F2.8」の別名は「梅鉢レンズ」と言われています。独特の花びらのようなフォーカスリングの形状からそう呼ばれていてオールドレンズ市場では人気です(本来梅鉢は5枚ですが似ているのでこう呼ばれています)。
で、肝心の写りですが意外と写ります。売主はモノクロ写真で使っていたということでこれまたレトロなCanon製のイエローフィルターも付いてきました。
このレンズが生まれた頃はカラー写真はまだ一般的ではなかったと思いますがレトロなレンズでモノクロ写真も良いなと思います。
モノクロ写真でイエローフィルターを使うと黒白のコントラストが強まりメリハリのある写真が撮れます。昔はフィルムなので今のようにパソコン上で撮った後で色んな効果を試せる時代では無かったですからカラーフィルターの特徴をうまく使ってより良いモノクロ写真を撮っていたのでしょうね。
最短撮影距離は、目盛りを見ると33と読めたので33cmかと思ったら大間違い。よく見ると3.3で単位はfeetでした。従って最短撮影距離は、約1mです。
Posted at 2015-02-02 00:37
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Posted at 2015-02-02 02:42
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Posted at 2015-02-02 03:03
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Posted at 2015-02-02 09:41
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