ハルのブログ

北に飛んで行った仲間を回収するために、彼らの着陸地点を想定してここまで来た。「白河の関」だ。離陸地点から約90km。

ここは有名な峠・関所だ。関東と奥州東北の境なのだ。僕らパラ飛行人にとってもこの峠は正に関所なのだ。ここの上空を通過して白河側に飛べれば、筑波から100kmの距離になる。飛行距離100kmの関所なのだ。僕は越えた事が無い。ヘロ。 ここには推定樹齢700年の大杉が三本並んで通行人を見下ろしている。 峠から白河側に3kmほど下った所に、白河の関跡あり。 縄文(BC16,000～BC1,000年）遺跡もある。 なかなかの巨樹だぞ。 う～ん！イイね！この巨樹が見て来た時の流れを想像（妄想）すると、楽しい。目の前の景色が時を越えて動き出す。そしてパワーをもらえる。 18:05。那須の山並みに陽が落ちる。手前は池ではなく、田植えを今日終えた水田だ。

2月初旬に飛んで以来の筑波に来たよ。北東向きテイクオフ。

頭上にはすでにガーグルが出来ている。 今日は30℃越えの予報だ。あの上空のガーグルに混じって涼まなくては。 オッケー、僕も順調に高度獲得中。 NASAのハング・テイクオフ上空。 向こうの山は筑波山。 先行離陸した連中は既に高度1400m辺りを飛んでいる。僕はまだ900m。 無線が「〇〇です、1500で燕を離れ北上します～！」と XC（クロスカントリー）飛行に出掛ける事を告げる。何人も。僕はXCには出かけない。彼らを回収する役目だ。 １時間飛んで僕は地上の人に。奥ちゃんが撮ってくれた。今日は真夏の気分。短パンです。 続いて練習生が降りて来た。