私の小説ではないことにしてしまったけれど。
原作の終盤で天ツ神たちはそれぞれ、門の前で石になりかけていた。
あれは、天ツ神たちが門の前から離れることのないように、
一刻も早く門の前で呪文を唱えるようにと、彼らを急かす意味合いだったのかなと。
「シナリオ通り」に事が運んでいたら、世界は滅ぶから、
地平線の少女(ホル・アクテイ)を除いて、全ての命が絶えるから、
天ツ神たちもそのまま、門の前で絶命するのかな。
けれど、実際には「シナリオ通り」には事が運ばなかったわけで。
スサノヲが自ら命を落とし、天照は負傷しつつも生き残り、世界は救われた。
地平線の少女(ホル・アクテイ)はと言えば、あっという間に中ツ国に帰ってしまった。
そのような状況下で、4人それぞれ、天上界の異なる場所で倒れていたとして。
いったい、誰が彼らを無事に地上まで運ぶのだろう……?
彼らがそれぞれ、自力で目覚めたとしても、
いったいどうやって下界に降りるの……?
個人的には、門を開けると同時に、
下界に送り返される、というイメージだったけど。
なんとなく全員、神王宮のそばに戻されそうだと思ってたけど。
何の根拠も説得力もないことに最近気づいた(苦笑)
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