タカマ原作のラストで、あれだけ自己犠牲のオンパレードを見せつけられた伽耶さんは、何を思ったのかな。 自分も命を犠牲にすることで、何かを守りたいとは思わなかったのかな。 思ったけれど、それを誰かに止められたのかな。 彼女が自らの命を犠牲にしても、守れるものは何もなくて、さらに無力感に苛まれたのかな。 彼女にできることは、生きることだけで、生きてその目で見たことを伝えるだけで。 目の前で次々に繰り広げられる自己犠牲のオンパレードに、頭も心もついていけなかったんじゃないかなって気もする。