あとさ、「それは蛍のように」の書き直しって、
案外、別作品の中でやっちゃっているから、
この作品として書き直す意味って
どんだけあるのかな?って思ったりもする。
でも、別作品の中で書き直しをしているが故に、
この作品の内容と別作品の該当シーンとで若干の不一致があると言いますか。
主にラストなんだけどもね。
そんで、このラストに違いができている理由が、「合唱部」の有無なんだよな。
でも、ラストに合唱部を絡めるためには、
話の途中でも絡めないとおかしくて、
そうなると、話全体の構成を見直さなきゃいけなくなる。
だけど、けっこう緻密に組み立てた構成だから、
崩して組みなおすのは難しいんじゃないかという気がするし、
下手にやっちゃうと、別作品の中での再構成と、
これでひとつの物語として成立させているこの作品との違いって何だ!?って感じだし。
でも、やっぱりラストは変えたいんだよなぁ。
颯太の渾身の告白が華麗にスルーされて
合唱部の話題に移るあの流れにしたい。
ほんとは中ツ国でも両想いなのに、
それに気づいていない颯太という構図を作りたい。
颯太の謝罪の気持ちが那智に伝わって、
那智がもうそれほど気にしていないこともわかって、
ほっと安堵するんだけど、
「あれ?さっきオレ、どっちの世界でも好きって言ったよね?そこ、ノーリアクション!?」みたいな(笑)
あと、物語全体的に、視点軸がぶれぶれだから、
そこを直したい、というのもあるけど、
それはある程度、
別作品の中での再構成でやっちゃっているから、
やる意味あるのかな、という気もしている。
ああ、そうか。ラストを那智視点で固定して、
深堀すればいいのか。
「廻り舞台と紡ぎ歌」でも、「陽炎」でも、
あのシーン、颯太視点だからな。
けど、それ以外は「別作品の中での再構成」の焼き直しになりそうで……。
あ~、天珠宮に侵入したあの男の矛盾点を潰すか。
というか、天珠宮への入り方をもっと詰めるか。
「取り残された世界で君と見たものは」で、
天珠宮に入るための通常ルートを示したわけだけど、
でもあれって、夜は使えないわけじゃん?
なのにあの男も伽耶も、
どうやって出入りしたんだよ!?っていうね。
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