美術はそれほど得意ではないのだけど。
どちらかというと好きな部類には入るし、
むしろ得意になりたかったタチではあるのだけど。
巷で言うところの「絵心」は、
あまり持ち合わせていない気がする。
だけど。
「色を言葉で表す」ことや、
「言葉に色を織り交ぜる」ことについて言えば、
案外得意なんじゃないかと思ったりする。
そういう意味での色彩感覚は、バランス感覚は、
無意識のうちに持ち合わせている気がする。
「音楽」についてもそうかもしれない。
割と長期にわたってピアノを習わせてもらった割には、
ピアノの才は芽吹かなかったし、
今じゃ楽譜の読み方すら危うい。
だけど、「感覚」を養う上では、
すごく良い経験だったのかな、と。
その色や音楽がまとう雰囲気を感じ取って言葉にする能力は、
無意識のうちに身に着けてこられたのかな、と。
どんな色を持つ言葉を並べればその場が引き締まるのかを、
場面や心情が引き立つのかを、
瞬時に嗅ぎ分ける嗅覚を、
無意識に掴み取る反射神経を、
養ってこれたのかな、と。
この人は、それを「歌」で表現する人ですね。
音楽チャンプの菅井先生の言葉が忘れられないよ。
>>>僕たち1人ひとり思い浮かぶ絵は全然違うけれど、
>>>共通感覚としてあなたのその中に一緒にいたいんです。
>>>あなたが「紫」と言うと、
>>>田中さんの「紫」と僕の「紫」は違う「紫」だけど、
>>>違う「紫」だけど、一緒にあなたといられる。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account