風呂敷を広げるからには、
それをどうやって畳むのかを
考えて話を作らなきゃいけない。
とりあえず書いてみないとわからない、
ということも多いけど、
それだって、
大まかな展開を見据えた上で、
必要だから書くわけで。
イメージを膨らますためにも、
まずは書かないと、ってことは
あるけど。
イメージを形にしてからじゃないと、
先に進めないことはあるけど。
それでも、
どうやって収束させていくかの
イメージを模索しながら書くべきだし、
収束に必要なアイテムは、
ある程度序盤で登場させるべき。
それが具体的に
どんな意味を持つのかの説明は、
後からでもいい。
だけど、
登場だけはさせなきゃいけない。
犬夜叉で、
四魂の玉が物語の最初から
登場していたように。
鉄砕牙が物語の序盤で
登場したように。
タカマガハラで、
勾玉や終末伝説が
最初から登場していたように。
あと、夜叉姫は、
無口で行動原理のわかりにくい殺生丸から、
感情表現の豊かな「りん」を
封じたことがひとつの問題だろうな。
邪見が説明役を担ってはいるけれど、
力不足感が否めない。
犬かごが、
「殺生丸、いったいどういうつもりで……」
「もしかして、殺生丸……」とか言ってくれればまだいいけど、
あの二人も封じちゃってるから、
行動原理を解明してくれるキャラがいないのよ。
何かを知ってるらしい時代樹の精霊でさえ、
ぱったり出なくなったし。
せめて楓婆ちゃんを
もっとうまく使えれば良かったのに。
そういう、キャラの配分というか、
使い方もめっちゃ下手なんだよな。
だから、登場人物の思惑が全部、
意味不明。
こういうことしちゃいけないんだなっていう、
まさに反面教師。
(いい加減、くどい 笑)
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