ゴミのように積まれたファイルの山に埋もれながら、
カレーライスを頬張る。
目の前にあるのは新品のパソコンとキーボード。
味気の無いレトルトカレーを咀嚼しながら
キーボードを触れば、
メカニカル特有の心地よい打鍵音が虚しく響く。
「こんなことのために買ったんじゃないだけどな……」
趣味の小説を思いっきり書くために買ったのだ。
断じて終わらない仕事を家でするために買ったわけではない。
私は今日も盛大な溜息をついた――。
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