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2013年8月12日の深夜に
空を見てください。
多くの流れ星が見られますよ。
13日の午前3時ごろがピークだそうです。
1時間に50個ぐらいの流星が見られるようです。
天国の赤ちゃんたちが
会いに来てくれるかもしれません。
私も楽しみにしています。
願い事を
いっぱいしようと思っています。
亡くなってしまった小さな命たち、
あなたの天使たち。
つらいとき、
空を見上げてみてください。
お昼の綿菓子のような白い雲たちや、
夜の小さく光るお星さまに、
願い事をしてみてください。
あなたを、
心の奥底から、
支えてくれますよ。
だって、
あなただけの神様ですから。
つらいとき、
不安なとき、
自分の中の暗い感情と、
たくさん
向き合っていることでしょう。
そのたびに
憂うつになり、
内向きになり、
いやな人間になっていることと思います。
でも、それでいいと思います。
いつも、いい人でいることなんか
できません。
以前のブログでも書きましたように、
人間は多少なりとも、
「多重人格」であると思っています。
それを素直に受け入れると、
心が軽くなりますよ。
今は、暗い感情に支配されていても、
いつか、
克服できるものです。
いつも暗くいること自体が、
疲れてきますから。
ここ一か月間で、
おひとりがアメリカ西海岸へ、
おひとりがタイへ、
卵子提供による体外受精・胚移植を受けるため、
渡航されました。
その多くの方が、
移植前に、胚(卵)の
着床前診断(PGD)か、
着床前スクリーニング(PGS)を受けており、
卵(胚)の異常(染色体異常)(卵の質の異常)
の確率を相当、低くしているはずなのですが、
それでも、
なかなかうまくいっていないのです。
当院では、
卵の質の問題以外の、
子宮内膜の環境を整える治療を担当していますが、
その多くの例で、
過剰な精神的ストレスと同種免疫系の変調が
確認されています。
赤ちゃんに会いたい!
悔いのないように生きたい!
その必死の、必死の想いを
強く感じています。
一時的な精神的過緊張を緩める治療と、
同種免疫系の変調を整える治療を
同時に、
させていただくことにより、
可能性があるかぎり、
患者さんの想いを
支えたいと思っています。
可能性があるかぎり、
自分の想いを
暖め続けてください。
本当に暑い日が続いています。
気持ち的に折れてしまいそうですが、
大丈夫ですか?
そんなとき、
自分の「気」を感じてみて。
気分はどうですか。
「気」が滅入っていませんか。
「気」が張りつめ過ぎていませんか。
ときには、
「気」を抜いてあげましょう。
「気」を大きく持って、
何とかなりますよ。
今の辛い試練は、
あなたの「気」を
さらに、
鍛えてくれるはずです。
「気」を育てるということは、
自分という人間の中身
を育てる
ということと同じだと思います。
自分を少しずつ、
今以上に強くしていけば、
必ず、道は開けます。
赤ちゃんも待っていてくれますよ。
当院には、ご住職の奥様が、
月におひとりぐらいのペースで、
初診として受診されています。
その多くの患者さんが、
流産した赤ちゃんに、
罪の意識を感じられているのです。
自分が赤ちゃんの命を奪ってしまう。
自分が緊張して、
赤ちゃんを握りつぶしちゃう。
こんな自分は、
妊娠してはいけないのではないか。
と、
悲痛な叫びを訴えられます。
私は、
「それほど思いつめている、
それほど命に向き合っている
あなただから、
きっと、いいことがありますよ。」
と、お話ししています。
妊娠(胚移植)したら、
赤ちゃん(卵、胚)を守ってあげられるのは、
あなただけです。
あなたの精神状態、
あなたのホルモン状態、
あなたの免疫状態等による
あなたの子宮内環境が、
直接、赤ちゃんに影響します。
妊娠するまでは、
社会生活をうまく送るため、
周りにいろいろと気配りされていることと思います。
特に、旦那さんへと、
ご夫婦のそれぞれのご両親への気配りは
相当、強いと思います。
あなたが、
うっとうしいと思うような関係は、
妊娠初期(胚移植後)の赤ちゃん(卵)にとって、
ひとつの危険因子ですよ。
あなたの身近な人は、
良かれと思って、
遠慮なく、
あなたにかかわってきます。
たとえば、
いつもいろいろ言ってくる実のお母さんや、
何かと指示してくる旦那さんなどが、
実は隠れた原因であることもあるのです。
一時は誤解されるようなことがあっても、
一時は疎遠になるようなことがあっても、
自分の正直な気持ちを大切にしてください。
それが、
あなたの赤ちゃんにとって、
最大の援助になるのですから。
いいニュースです。
40歳以上になると、
自然妊娠できるご夫婦でも、
妊娠までは早い体外受精・胚移植を
受けられる方が多いのですが、
自然妊娠を希望されるご夫婦もいらっしゃいます。
不育症のご夫婦で、
ご本人の年齢が45歳までの成功例は、
私も多く経験していますが、
46歳で、自然妊娠され、
不育症を克服し、
当院を卒業されたご夫婦は、
初めてです。
47歳で出産予定です。
当院の治療内容は、
支持的(薬物)精神療法とピシバニール療法の
併用療法でした。
これからのご幸運とご多幸を
心からお祈り申し上げます。
心が張りつめている状況のなかで、
自分では考えてもいなかったようなことが
自分に起こると、
つい、
カッ となってしまいます。
カッ となって、
怒りが爆発して、キレてしまうと、
後が大変です。
反対に、
カッ となって、
何とか、その場は我慢できたとしても、
その後、何かと、うまくいきません。
あなたにストレスがたまるからです。
カッ となったとき、
一般的には、
「あなたは~~~だ。」
と、
相手を主語にして
相手を非難してしまいますが、
これはダメだそうです。
売り言葉に、買い言葉で、
非難の応酬が始まりますから。
うまく怒りを鎮めるひとつの方法は、
カッとなったとき、
「私は~~~です。」
と、
自分を主語にして
できるだけ、具体的に、
表現することだそうです。
たとえば、
「私はがっかりしています。」
「私はびっくりしています。」
「私は残念です。」
「私は悔しいです。」
「私は困っています。」
と。
怒りを、
自分を主語にして、表現できれば、
その後に、
怒りの原因を分析できるようになるそうです。
たぶん、
その原因は
「あなたが想定していなかった出来事」
によるもののはずですから、
その想定の範囲を広げてみれば、
また、
広げることができれば、
まずは、
怒りをうまく鎮めることができる
と思われます。
ただ、
パニックになってしまうと、
実際にはなかなかうまくいきませんが。
心の鍛錬が必要ですね。
「短期は損気」。
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