風力発電の収益
Nov
27
ブンブンブンという風車の音を聞きながら、その収益だけで余生をおくる。
そんな老後もいいもんだ。
しかし、現実はそう甘くないらしい。CO2排出による地球温暖化は、もはや疑う余地のない事実。
そこで、税金を投入した風車が建設され、投資ファンドへの出資を募る「市民風車」なども登場している。
どれも、売電収益を目的にしているが、実際にはどうだろうか?有名になった、つくば市の例では、期待した発電量のわずか0.2%しか動いていなかった。
もちろん、収益どころではない。
まるで巨額詐欺事件だ。
しかし、これは珍しい例ではない。
ほとんどの風力発電設備では、年間稼働率20%以上を見込んで試算されているが、実際には10%程度しか稼動していないという。
そもそも、風力発電設備の定格出力は、想定する風速が安定して得られた場合の数値であり、火力や原子力の定格出力と比較することは意味をなさない。
実際の風は、弱すぎたり、強すぎたり、乱流だったり・・・。また、風力発電は電力を買い取る側にも、必ずしも嬉しいものではない。
風力は、電力の需要に合わせて得られるものではないからだ。
予定が分からない電力では、事前に火力発電の出力を調整して、燃料の節減をすることは難しい。(CO2の削減にならない)これらの理由によって、現在の風力発電事業そのものが、エコのイメージ作りと補助金目当ての商売であることが見え隠れするのだ。しかし、僕は風車が好きだ。
冒頭に書いた夢は、まんざら嘘でもない。
僕はお役所ではないから、収益性を厳密に調査しながら、実現の方法を探ることにする。
Posted at 2006-11-28 03:15
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Posted at 2006-11-28 15:19
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Posted at 2006-11-28 08:28
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Posted at 2006-11-30 02:39
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Posted at 2006-11-29 17:41
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Posted at 2006-11-30 03:01
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