原発の事故は報道を見ていると、 光が見えつつありますが、漏れ出した放射能の影響が各地であり、 野菜や牛乳、水道水と汚染が拡大しているとして、大騒ぎになっています。 放射能と言っても、大した量ではないし、 洗えば表面の放射能は洗い流されますし、 一時、体内に入っても代謝もされます。 また、人間にも放射線に対する抵抗力もありますので、 私、個人的には心配していません。 こんな機会ですから、 放射線が人体に与える影響について、少しは理解していたけど、 放射能、放射線に関わる本を読んでみました。 いろいろ書いてあったけど、 結局のところ染色体を損傷させてそれが正常に修復できるかどうかというところが、 人体に影響が出るかどうかの分かれ目になるようです。 一つは直接放射線が染色体を傷つける。 傷は小さいので修復されやすい。 二つ目は、放射線の影響で体内の物質が電離して、 超酸化物(一般に活性酸素と呼ばれる化学種の一種)が生まれ、 この超酸化物により染色体が損傷する。 強い放射線を浴びると、 この二番目の超酸化物による影響が大きくなり。 また、一番目の影響より超酸化物の方がより強力に作用するため、 正しく修復されず突然変異(がんの素になる可能性がある)が起こりやすくなるらし い。 ・・・ただし100mSv(100000μSv)までは ガンの過剰発生が認められないとあります。 ちなみに健康な人でもがん細胞は一秒間に600個?とかできていると聞いたことが あります。 しかし、免疫細胞(ナチュラルキラー細胞?)によって破壊されているらしい。 免疫細胞が処理しきれなくなるとがん化するんでしょうか? 2つ目の超酸化物に対しては、放射線防護剤と言うのがあって、 体内で発生した超酸化物と結合し中和させる作用を持つ薬があるそうです。 今原発で決死の覚悟で作業されている方たちも使っているのでしょうか? 難しかったので、なんとなくこんな感じかと言う程度に理解しました。 また、あいまいな記憶と混ぜて書きましたので、正しくないかもです。 ですが、今の状況から政府の対応は十分に安全を考えた処置でありると思います。 もともとの基準ってやつも厳しい数値であり、問題ないと考えています。 基準は基準値として出荷しないとかに使えばいいと思いますが、 なんの根拠もない、風評被害も含めて早く事態が収拾して欲しいです。 被災地では驚くほどの値段で野菜が売られているとか、 さらに拍車がかからないようにと強く願います。 知らないからこそ怖いものもあります。 この機会に間違いだらけなネットの情報だけでなく、 ちゃんとした書籍で調べてみるのも良いかもしれませんね。