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posted 2010-03-01 04:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
美術史の翻訳家<原柊子>は45歳、マンションに一人住まいの母<津田桐子>の横の部屋を仕事場としています。 母娘でプーケットに旅行した時、離婚して母と住んでいる15歳の帰国女子である<美海>と建築家である父親の<根岸英彦>達と知り合い、<柊子>は<英彦>と一夜限りの関係を持ちます。 日本に帰国後、友人...
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posted 2010-02-28 15:42
日々是勉学
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らっち
自転車通勤を多くしたのと、新しいMACを面白がって触っていたので、読書時間が少なくなったようです。 2月の読書メーター読んだ本の数:11冊読んだページ数:3159ページ2010年 中国経済攻略のカギ (PHP文庫)気になる一文:驚くべきことに、中国の国家統計局は、マイナス成長であると唯一発表した山西...
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posted 2010-02-25 04:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
<井伊大老>が暗殺された江戸幕末を舞台に、15歳で元服を済ませた<水谷秀太郎>を主人公に据え、若き武士の心意気を描いた青春小説でした。 ある日<秀太郎>が通う「心厳流」の道場主<杉田格右衛門>が3人の暴漢に襲われ、瀕死の重傷を負います。 <秀太郎>と道場の先輩達とで事件の解明に臨んだ結果、敵対する「...
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posted 2010-02-24 20:13
四季織々〜景望綴
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keimi
作家宮本輝氏の作品との出逢いは、このテレビドラマから始まりました。 書名から、なかなか原作本に到達しなかった記憶があります。 それから、他の作品を数冊読んで「この作品も以前にドラマで見たことがある」と思ったものでした。ドラマラッシュの時代だったのでしょう。 ドラマを見て、原作本を読むと、多少違うとこ...
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posted 2010-02-23 04:32
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
鮮やかな手並みでビルに忍び込み、金庫から大金をせしめる窃盗犯の<山猫>を主人に据えたピカレスク小説です。 強盗事件で、出版社の社長<今井>が殺されますが、雑誌記者の<勝村>は、先輩でもある<今井>から生前に不審な電話を貰っていました。 殺人現場に取材に出向いた<勝村>は、そこで捜査に当たっている大学...
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posted 2010-02-22 04:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本職は「劇団、谷本有希子」の主宰者ですが、劇団員はいません。自らの作品に合わせて、俳優たちをプロヂュースしています。 2006年、戯曲『遷難、』で鶴屋南北戯曲賞を最年少(27歳)で受賞した経歴の持ち主です。 本書はタイトルになっている『生きているだけで、愛。』と『あの明け方の』の2編の小説が納められ...
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posted 2010-02-17 04:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
2004年12月、単行本 『夏の椿』 (文庫本は2008年1月刊行)でデビューした著者ですが、2009年8月26日に胃がんのために61歳で亡くなっています。 本書は、日本海に面した大船川の河口にある「水潟」を舞台として、北前船や弁財船が立ち寄る湊町の市井に生きる商人や武士を主人公とした、6篇の短篇が...
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posted 2010-02-15 03:15
四季織々〜景望綴
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keimi
最近は、久しぶりにちびちびと読書三昧です。 のぶこさんオススメの『降っても晴れても』菅沼愛子さん著・幻冬舎ルネッサンスを読みました。 ◇内容紹介◇ 夫の転勤により始まったアメリカ人生。専業主婦だった著者が、ワシントン州のトップ経営者になるに至った凸凹な道のりとは?! 障害を持った息子との日々、夫との...
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posted 2010-02-14 04:32
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
マドリードの「ブラド美術館」から始まりましたスペイン編は、<ゴヤ>・<ベラスケス>・<エル・グレコ>・<サルバドール・ダリ>などを巡り、最後に<ジョアン・ミロ>の本書で最終編です。 「創作は大地から生まれるものだ」と明言する<ミロ>は、故郷のタラナゴと晩年を過ごしたマヨルカ島を通して何を感じたのか、...
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posted 2010-02-14 03:14
四季織々〜景望綴
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keimi
KUMAさん絶賛の『海角七号 君想う、国境の南』の本を読みました。 過去と現在、日本人と台湾人の切ない恋が交錯する・・・ 愛する人を台湾に残したまま帰国した日本人男性の死後、娘が遺品を整理していて見つけた七通のラブレター。 娘は、台湾へとラブレターを送る。 ラブレターは、行き先不明で返されるところが...