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posted 2010-07-21 05:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書には短篇が10篇納められていますが、どれもテーマは「60秒」の時間です。 「あなたに臨んだときに一度だけ、世界中の時間を60秒止められます」と、ひさしのある緑色の帽子に、真っ赤なミニ丈のノースリーブのワンピースを着て、ブルーの膝までのブーツを履いた11~12歳ぐらいの<美少女>が、それぞれの短篇...
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posted 2010-07-15 05:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
京都のN医大に勤める36歳の<秋沢宗一>は、同僚の結婚披露宴で、13年前に札幌で別れた7歳年上の恋人<亜木帆一二三>と再会しますが、記憶にある彼女とは違いいまだ20代にも見える美人となっていました。 帰宅のタクシーに乗ろうとするところを呼び止めますと、たしかに「しゅうちゃん・・」と彼女しか知らない呼...
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ちょっと過激なタイトルでしょうか(笑) 「お金とは基本的に汚れているものだ。人から人へとわたる中で汚れていき、その汚れが人を汚す。・・・(中略)そう考えると、お金はウンコと同じようなものである。・・・金にやたら群がる人は、さしずめウンコにたかる蝿・・・」 でもウンコは大切。ウンコをしないと病気になり...
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以前にも記したことがあると記憶していますが、この世の中で起こることで、偶然はなく全て必然であるということ。 本の第4章に次のような文があります。 「目の前に起こったことはすべてパーフェクト」 たとえ試練の遭遇したとしても、 それは必然であり、 乗り越えることで人は磨かれていく 一見悪い、不幸だと思え...
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posted 2010-07-13 05:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
妻子ある会社の上司と不倫関係にあった30歳の<わたし>は、自暴自棄になって歩いていたところ雷に打たれ、平安時代の17歳の女官<小袖>の体にタイムスリップ、『源氏物語』を執筆している<香子>さまの片腕として働き出します。 本書はプロローグに始まり、「夕顔」・「末摘花」・「葵」・「明石」・「若紫」の5章...
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昨晩、立寄った本屋で引かれて手にした本。マスコミが作り上げた桑田選手のイメージが払拭されました。 感謝と努力・・・ あと白黒の判断より、見えない力、畏敬の念含めた判断。同じようなことを経て来たので、肯く部分がいろいろありました。 一読のお勧め本です。...
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posted 2010-07-12 05:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
大学の夏休み、先輩<甲本>の手伝いで軽トラでたこ焼きを売るバイトをしていた<楢井翔太朗>は下関に住んでいますが、たこ焼きの販売で出向いた門司にて、ヤクザの二人連れに追いかけられている高校生の<花園絵里香>を助けます。 <絵里香>は、福岡県門司の暴力団<花園組>組長<花園周五郎>の娘で、腹違いの妹の手...
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posted 2010-07-11 05:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
江戸時代から新しい年号に変わり5年、面相の妖怪な古道具屋の<喜蔵>の庭に、ある夜小生意気な少年<小春>が空から落ちてきたところから物語は始まります。 <小春>は自分は「百夜鬼行」の道中にはぐれた鬼だといい、戻るべき行列を見つけなければいけないのですが、人間嫌いの<喜蔵>もなぜか<小春>には心を開き、...
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posted 2010-07-10 05:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
『占星術殺人事件』に始まる<御手洗潔シリーズ>として、本書は25冊目に当たります。 横浜にある<御手洗>の事務所に、山梨県の山奥から<廿楽(つづら)泰>という青年が、母親の<芳子>が自殺未遂をした原因を探ってほしいと訪問、現地に出向き母親との会話で、悪徳金融業者「道徳ローン」の借金が原因であることを...
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posted 2010-07-10 05:30
カイの家
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hiro
じゃ〜ん。1Q84のBOOK3である。とうとう目の前に現れた。BOOK1と2は借りて読んだ(出版されてから目の前に現れるまで時間がかかった)ので、BOOK3も借りて読もうと決めて待っていたのだが、今回は意外と早く現れた。今日仕事に出たら、事務の人の机に置いてあり、借りることができた。 帰りの電車の...