-
posted 2022-06-07 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
序に始まり全4話の短編と結が連作して構成されています『謎掛鬼 警視庁捜査一課・小野瀬遥の黄昏事件簿』は、文庫本書下ろしとして、2022年5月15日に発売されています。 著者<沢村鐵>は、「警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結」シリーズとしての〈『フェイスレス』・『スカイハイ』・『ネメシス』・『シュラ...
-
posted 2022-06-05 07:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
本書は第1作 『珈琲店 タレーランの事件簿』 (2012年8月4日刊)に始まるシリーズとして第6作目の『珈琲店 タレーランの事件簿6』(2919年11月21日刊)に次ぐ『珈琲店 タレーランの事件簿7』(2022年3月4日刊)です。 前作でこの「珈琲店 タレーランの事件簿」シリーズも終わりかなと感じて...
-
posted 2022-06-04 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
『インフルエンス』以来になりましたが、著者<近藤史恵>は、女流ミステリ作家として知られていますが、恋愛小説やロードレースのスポーツ小説・グルメ関連の著作もあり、本書『ホテル・ピーベリー』でもその要素が盛り込まれたミステリー作品でした。 本書は、2011年11月16日に単行本が刊行、2014年11月に...
-
posted 2022-05-31 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
<堂場瞬一>の〈日本の警察〉大河シリーズとして三カ月連続刊行として、第1作目『焦土の刑事』に次ぐ第2作目が本書『動乱の刑事』で、2022年5月13日に文庫本が発売されています。 終戦間際の連続女性殺害事件を解決した捜査一課の高峰でしたが、戦後も7年が経った1952年、サンフランシスコ講和条約発効直前...
-
posted 2022-05-24 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
著者の<堂場瞬一>は好きな作家としてかなりの作品を記録としていますが、2018年7月19日に単行本が刊行されています『焦土の刑事』が、文庫本として、2022年4月15日に発売されています。壮大な警察大河シリーズになりますので、楽しみに文庫本化を待っていました。 戦争末期の1945年、B29による空襲...
-
posted 2022-05-18 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
<原田マハ>による『異邦人』(いりびと)は、『文蔵』に2012年5月号から2014年4月号までに連載されたのち、単行本が2015年2月24日刊行され、2018年3月8日に文庫本が刊行されています。同年、京都が舞台ということもあり第6回京都本大賞を受賞しています。 また、2021年11月28日より、<...
-
posted 2022-05-13 05:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
<小杉健治>の著作には、〈弁護士〉「水木邦夫」・〈検事〉「<江木秀哉>」を主人公とする作品が多々ありますが、本書『奪還』は〈弁護士〉「鶴見京介」を主人公とするシリーズ13作目になり、文庫本書下ろしとして、2022年4月30日に発売されています。 「有原和樹」の妻「恵利」が自宅で殺害されていたのを、「...
-
posted 2022-05-10 05:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
元警視庁、公安部公安総務課、内閣官房内閣情報調査室等の経歴を持つ著者<濱嘉之>の作品は、小説という楽しみ以上に、現在の日本の立ち位置を知る上での情報に満ち溢れていますので、残らず読破してきていると思います。 本書『群狼の海域』は、「警視庁公安部・片野坂彰」シリーズとして『紅旗の陰謀』に次ぐ4冊目とし...
-
posted 2022-05-03 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
本書『雨に消えた向日葵』は、2019年9月に単行本が刊行され、2022年3月10日に文庫本が発売されています。 著者<吉川英梨>は、『アゲハ 女性秘匿阿捜査官 原麻希』から始まる〈ハラマキ〉シリーズに始まり、女性公安官「黒江律子」を主人公に据えた『十三階』シリーズ、元警視庁の刑事「五味京介」が教官の...
-
posted 2022-04-29 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
『花酔い』以来久しぶりになる<村山由佳>の『嘘 Love Lies』です。2017年12月に新潮社より単行本が刊行され、2021年2月1日に文庫本が発行されています。 幼い頃に養父を亡くし、母「江梨子」の愛人「南条」から日常的に暴力を受けていた「刀根秀俊」に、中学二年のクラス替えの班分けで初めて気の...