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posted 2019-04-09 04:34
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
2012年 、第146回直木賞を『蜩ノ記』」で受賞した著者は、 2017年12月23日に66歳で亡くなれています。 敗者や弱者の視点を大切にした歴史時代小説を多く残し、本書『川あかね』もその系統の一冊です。 綾瀬藩で一番臆病者といわれる<伊藤七十郎>は、勘定奉行の<増田惣右衛門>から、派閥争いの渦中...
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posted 2019-04-06 04:34
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ファルコン
本書『白く長い廊下』は、1992年「第38回江戸川乱歩賞受賞作品で、乱歩賞初の医学ミステリー作品になります.文庫本としては、1995年7月16日刊行になりますが、今読んでもさすが乱歩賞受賞作品として、また、著者自らが外科医であるということもあり医学的な描写や病院内部の事情も面白く楽しめました。 外科...
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posted 2019-04-03 04:34
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ファルコン
<レイ・チャールズ>が唄うジャズのスタンダードナンバー『わが心のジョ-ジア』をふと思い出し、手にした本書『わが心のジェニファー』(2018年10月10日刊行)です。 日本びいきの恋人<ジェニファー>から、結婚を承諾する前に、価値観を去有するために、携帯もパソコンも持たずに日本への一人旅を命じられた<...
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posted 2019-03-30 04:33
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ファルコン
単行本刊行は、本書『赤朽葉家の伝説』のスピンオフ篇として 『製鉄天使』 が刊行されていますが、文庫本としては『製鉄天使』(2009年10月29日)が先で本書は(2010年9月18日)の刊行と逆になっていますが、本書を読みながら、「なるほど!」と遅まきながら、女子暴走族の主人公<赤緑豆小豆>の背景が一...
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posted 2019-03-27 04:33
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本書は、刑事<加賀恭一郎>シリーズとして『卒業」(1989年5月8日刊行)に始まり『赤い指』に続く第8作目(2013年8月9日刊行)となり、本作から<加賀>の活躍する舞台が「練馬署」から「日本橋署」に移動した1作目の作品となり、その意味によりタイトルの「新参者」となっています。 9章ある各短編が独立...
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posted 2019-03-20 04:32
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ファルコン
ストーカー被害を受けている家族から被害届が出ていたにもかかわらず先延ばしして受理しなかったことで、殺人事件が発生します。不受理の原因が、捜査より職員の慰安旅行を優先したことによる不祥事だということが新聞記事にスクープされ、忙しく対応する米崎県警広報課の女性警察事務職員<森口泉>が主人公の物語です。 ...
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posted 2019-03-16 04:32
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ファルコン
本書は、2004年12月に朝日新聞社より刊行され、2009年、東映により、<益子昌一>監督、<寺尾聰>主演で映画化されています。また、 2014年、韓国においてEcho FilmおよびCJ E&M Corp.により、監督<イ・ジェンホ>、主演<チョン・ジェヨン>、<イ・ソンミン>、<キム・ジヒョク>...
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posted 2019-03-13 04:33
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ファルコン
著者の原作をもとに映画 『マスカレード・ホテル』 (鈴木雅之監督:木村拓哉・長澤まさみ出演)が1月18日より公開されていますので、東野圭吾ブームに乗り、古い作品ですが、1986年8月カッパノベルス版にて刊行され、1990年4月に文庫本になっています本書を読んでみました。 <原菜穂子>の兄<公一>が、...
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posted 2019-03-09 03:23
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ファルコン
警視庁の捜査一課から、父親が脳梗塞を患ったのを機に、生まれ育った地元の武蔵野中央署に移動した<瀧靖春>警部補50歳が主人公です。 地元ということで、旧友の<長崎>から、20歳になる姪の<恵>が行方不明との相談を受け、大きな事件もなく<瀧>は、交番勤務から引き上げられたばかりの新人<野田あかね>を相棒...
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posted 2019-03-02 03:35
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ファルコン
本書は大阪府出身で、『鴨川ホルモー』 ・ 『プリンセス・トヨトミ』 などの、実在の事物や日常の中に奇想天外な非日常性を持ち込むファンタジー小説で知られる<万城目学>(1976年2月27日 ~)の3冊刊行されているエッセイ集の第1冊目(2010年7月10日)になります。 エッセイ集ということで、紹介は...