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posted 2019-03-30 04:33
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
単行本刊行は、本書『赤朽葉家の伝説』のスピンオフ篇として 『製鉄天使』 が刊行されていますが、文庫本としては『製鉄天使』(2009年10月29日)が先で本書は(2010年9月18日)の刊行と逆になっていますが、本書を読みながら、「なるほど!」と遅まきながら、女子暴走族の主人公<赤緑豆小豆>の背景が一...
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posted 2019-03-27 04:33
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ファルコン
本書は、刑事<加賀恭一郎>シリーズとして『卒業」(1989年5月8日刊行)に始まり『赤い指』に続く第8作目(2013年8月9日刊行)となり、本作から<加賀>の活躍する舞台が「練馬署」から「日本橋署」に移動した1作目の作品となり、その意味によりタイトルの「新参者」となっています。 9章ある各短編が独立...
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posted 2019-03-20 04:32
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ファルコン
ストーカー被害を受けている家族から被害届が出ていたにもかかわらず先延ばしして受理しなかったことで、殺人事件が発生します。不受理の原因が、捜査より職員の慰安旅行を優先したことによる不祥事だということが新聞記事にスクープされ、忙しく対応する米崎県警広報課の女性警察事務職員<森口泉>が主人公の物語です。 ...
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posted 2019-03-16 04:32
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本書は、2004年12月に朝日新聞社より刊行され、2009年、東映により、<益子昌一>監督、<寺尾聰>主演で映画化されています。また、 2014年、韓国においてEcho FilmおよびCJ E&M Corp.により、監督<イ・ジェンホ>、主演<チョン・ジェヨン>、<イ・ソンミン>、<キム・ジヒョク>...
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posted 2019-03-13 04:33
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著者の原作をもとに映画 『マスカレード・ホテル』 (鈴木雅之監督:木村拓哉・長澤まさみ出演)が1月18日より公開されていますので、東野圭吾ブームに乗り、古い作品ですが、1986年8月カッパノベルス版にて刊行され、1990年4月に文庫本になっています本書を読んでみました。 <原菜穂子>の兄<公一>が、...
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posted 2019-03-09 03:23
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ファルコン
警視庁の捜査一課から、父親が脳梗塞を患ったのを機に、生まれ育った地元の武蔵野中央署に移動した<瀧靖春>警部補50歳が主人公です。 地元ということで、旧友の<長崎>から、20歳になる姪の<恵>が行方不明との相談を受け、大きな事件もなく<瀧>は、交番勤務から引き上げられたばかりの新人<野田あかね>を相棒...
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posted 2019-03-02 03:35
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ファルコン
本書は大阪府出身で、『鴨川ホルモー』 ・ 『プリンセス・トヨトミ』 などの、実在の事物や日常の中に奇想天外な非日常性を持ち込むファンタジー小説で知られる<万城目学>(1976年2月27日 ~)の3冊刊行されているエッセイ集の第1冊目(2010年7月10日)になります。 エッセイ集ということで、紹介は...
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posted 2019-02-27 03:32
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ファルコン
著者の小説は何冊かとりあげていますが、本書は、文庫本で537ページと読みごたえがありました。 解説文から引用させていただきますが、「猟奇的な殺人事件を描くミステリーであり、皇位継承をめぐって公家が暗闘を繰り広げる宮廷陰謀劇であり、絢爛豪華な宮廷文化を描く王朝文学の側面があるかと思えば、貴族に虐げられ...
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posted 2019-02-23 04:32
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ファルコン
本書は、新聞記者<南康祐>を主人公に据え、時代の荒波に翻弄され購買数を減らさざるを得ない新聞社「日本新報」を舞台とした小説です。 『警察(サツ)回りの夏』 ・ 『蛮政の秋』 ・ 『社長室の冬』と続く「メディア3部作」の二作目になります。 前作『警察回りの夏』では、入社6年目、甲府支局で警察回りをして...
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posted 2019-02-19 04:32
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ファルコン
著者の作品としては、『儚いひつじたちの祝宴』 以来になります。 本書には表題作を含む編の短篇夜警・死人宿・柘榴・万灯・関守・満願が納められており、どれも密度の濃い内容で、短編でありながら、長編小説にも勝る満足感が楽しめました。 それもそのはずで、本書は、第回山本周五郎賞受賞。年の「ミステリが読みたい...