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posted 2018-03-05 14:57
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
シュノーケルをくわえ ぷかぷかと浮かぶ カラフルなサンゴ礁に これまたカラフルな お魚さんが 出たり引っ込んだり 光を浴びた海水 そのファンタジーに僕も 日常を忘れた魚になって…… 夢の時間はとっても短い 終わらないで 終わらないでと 終わってしまう そして 色白な僕の背中も 赤いサンゴ礁に なって...
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posted 2018-03-04 05:48
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
僕には希望がある 押しくらまんじゅうを されても大丈夫 詩を書くことさえできれば 怖いものなど何もない 詩を書き始めた時から 詩に救われているんだ まさに今 僕は有り難みを感じながら 勢いよく表現畑で走っている 有り難う詩よ いつも僕のそばにいてくれて まだまだ僕は 詩と一緒にいたいんだよ 大事にす...
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posted 2018-03-04 04:55
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
明日のわからない 身体は不安の軋む音がする 漏斗を流れるような未来が 硬く落ちては貯まってゆく過去へ 濃い時間を強要され 疲れても眠ることが出来ない 息をする喜びだけが 繋いでいる湧きと流れの曲線 象っている自分の存在 生かされていると生きているを 高速で往復している 身体が動かなければ 動かないほ...
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posted 2018-03-04 04:02
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
きっと月の裏 君は隠れている 白の陰で 言葉を飲み込み 膝を抱えて ひとりの太陽に 笑っている 雨は噴き上がり 濡らす足もと 囁いてくる 声は空の下から きっと月の裏 ここにいるよと 言えずに 君は隠れている...
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posted 2018-03-03 00:34
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
消えゆく冬にも 寂しさ覚え 変わりゆくにも 続く軋み 誰もいない 誰かがいた 古巣の温もり 帰りたい 帰りたい 動けやしない 萎む胸の静かな 帰りたい 帰りたい 尽きてゆくにも 心地よく 許す自分にも 風は抜けて...
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posted 2018-03-02 16:50
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
春の訪れに 桃色言葉 私はあなたのとりこ あなたは緑 私は桃 黄と白は一緒に かさかさ響いた 雛あられ ぼんぼりの灯りに 寄り添った節句 幼心を開けば ふと見えてくる まだ消えぬ 幼顔の残るあなた 変わらぬ恋の 桃色言葉 聞いてくれますか...
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posted 2018-03-01 16:23
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
おうおうおう この背中に咲いた桜吹雪が お前の悪事をお見通しなんでえ あらまあ きれいな桜吹雪だこと 春ですねえ そいつを叩き切れ とか言うんじゃねえか 違うぞセリフ まあ いいじゃないですか そんな日もありますよ はいはい これで一件落着 そりゃ こっちのセリフだぜっ...
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posted 2018-02-28 16:36
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
逃げられない痛み やわらぐ角度を探し 身体を傾けてみる 新たな部位、強さに 想像のつかない 得体の知れぬ綻び方 抑えられぬ白の粒 力はもはや蒸発 頼るべき先を失い 良からぬ思考 越えよう意思と 理屈の消えた解放へ まだ伺っている 顔を歪めながらも 次の自分へ...
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posted 2018-02-28 15:57
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
とん とん とん とん とん とん ぼくらはリズムを 染み込ませ それぞれの朝の 目的地へ進む とん とん とん とん とん とん 水たまり写る景色も 雨に打たれて とん とん とん とん とん とん...
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posted 2018-02-25 16:15
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
ひとりなのに ひとりじゃない ひとりじゃないのに ひとりだったね さみしいから てをつなぐのではなく たのしいから てをつなぐのではなく ひとりのきみがいて ひとりのぼくがいて きみがきみをおもって きみがぼくをおもって ぼくがぼくをおもって ぼくがきみをおもって ふたりにとりまく すべてをわすれあ...