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posted 2018-01-19 20:22
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
冬にも羽根についた寄生虫や脂粉をとる為に 鳩は水浴びをするらしい しかし、冬に水浴びをしない鳩もいる 俺はそっちのタイプかも...
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posted 2018-01-19 19:31
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
おじさんが 詩を書き、詩を読み 涙がでたりする そんな場面が多くなった この涙、子どもの頃とは すこし違ったりする 寂しいとか、悲しいとか 嫌だ、ではない ひとの思いやりだったり がんばりだったり 優しさだったり 感じてしまうんだな こんな自分でも すこしは成長したのかな また涙がでてしまう...
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posted 2018-01-17 17:02
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
昼からの勤務 駅のホームにはベビーカーが並ぶ すでに抱っこやおんぶは 時代じゃないのだろう 赤ん坊がちょこんと静かに これも時代だろうか いやいやそうではない うぎゃー うぎゃー うぎゃー 赤ん坊は泣き出し 不自然さがすこし消えていった...
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posted 2018-01-17 15:31
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
なんとも陽射しの真っ直ぐなこと すこし曲がった心持ちを 矯正するかのようにカラダを通過する 生きているだけで儲けもの 目の前の道をしっかりと歩けばいい 辛い日々の中にいても 信じることから勇気を得よう 今日はやけに陽射しが真っ直ぐだ...
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posted 2018-01-16 02:14
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
どうしてだろう ぼくはさんすうのじかん えをかくのかな どうしてだろう ぼくはこくごのじかん ねむくなるのかな どうしてだろう ぼくはせんせいにおこられて ないているのかな...
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posted 2018-01-12 22:20
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
詩人会の方から同人誌(本)『みみずく』(みみずくの会)が送られてきた。少年詩と批評が掲載されている。少年、少女時の残っている想い出。その意味を大人になっても追いかける詩に、まだ我が身にある感性へ言葉が響いてくる。少年、少女を読む。心も少年、少女のままで。...
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posted 2018-01-10 00:23
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
テステス 詩のテスト中 テステス あいうえおえういあ 詩のテスト中 テステス かきくけこけくきか 詩のテスト中 テステス さしすせそせすしさ 詩のテスト中 テステス たちつてとてつちた 詩のテスト中 テステス なにぬねのねぬにな 詩のテスト中 テステス はひふへほへふひは 詩のテスト中 テステス ま...
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posted 2018-01-09 04:37
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
我が身のグレーは 取り憑かれた層を重ね塊となり 転がり亀裂だらけで終着に何を望む 誰が空を信じようか 誰が海を信じようか 誰が誰を信じようか 我が身のグレーは 取り憑かれた層を重ね塊となり 転がり亀裂だらけで終着に何を望む 誰が流されるものか 誰が心地よくなるものか 誰が信じる処へ行くものか...
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posted 2018-01-08 13:50
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
気持ちの明暗を 電車に揺られ確認している 大丈夫、大丈夫でない 大丈夫、大丈夫でない と いけそうか、いけないか 今度は身体に確認している 痺れはどうだ、痛みはどうだ と 怖いことは先が見えない 現状が見えない 今週の検査で先が見える 結果に慄き また先を見ようとする 自分であるに違いないが……...
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posted 2018-01-07 21:52
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
玄関を開け 疎らに落ちる冬の雨を 感じて行くよ 明日を忘れようとして 明日は浮かんでくるけれど 変えられそうもない色を 上塗りする納得を探し 答えは拾えそうで拾えない 答えは拾えないようで拾えそう 公園の雨やどり 屋根のあるベンチ 左手はぶら下がったまま iPadは膝の上 右手は軽やかなリズム 詩を...