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Search results for "#詩"
  • 折り合い中にて

    最近、詩に関わる環境が変わった ノートに向かうだけの詩だったけど 詩の掲示板、詩のブログ、詩人会、詩人会の理事、詩の評者と ここ一、二年で変わってしまった 偶然と自分から変えようとしたからだろう これは自分のため、誰かのためへ 詩を書くことがプラスに向かっていると思っていた しかし、自身へ批判的精神...
  • そうだから……

    その方がそう思うのだから そうなんだろう そこに否定はない 自分が正しいとも思わない 思いと思われが反比例 お互いになのだから 言葉も鋭利になってしまう 刺すつもりはないが 刺さってしまう 軸から解放しなければ 壊れてしまう自分 壊してしまうその方 ここで逃げてしまおう ノーと言われ 自身にもノーを...
  • 詩である

    詩は難しい と、初めて思った 今まで鈍感だったのだろう 時間をかけて思い込めたが しょうもない詩ばかり、と言われた 複数人なので間違いない しょうもない詩でもう良いでしょう しょぼくれた感情はもったいない それなら私の詩への情熱をこれから どこへ向けて行けば良いのだろう やはり詩を中学生の頃から書き...
  • なくなってゆく心地

    朝十時 陽はとても柔らかく 冷たい匂いが 僕の中に入ってくる 平日の汚れた 気持ちを洗うように 澄んでゆくこころ 家族も詩も自分も 遠く離れ空に吸い込まれ 生きている身体だけが ここに突っ立って 複雑がぼろぼろと 落ちてしまえば あとはもう消える夢 何もない時間 何もない世界へ...
  • 冬の神

    玄関を開けると 冷凍庫の匂いがした 玄武神が冥界から 現世にやって来た 今朝の目的は いったい何だろう 俺を連れ出すのは 勘弁してほしい 寒さを感じている 寒くなるほど 生きていることを 噛み締めて...
  • 冬の朝

    空になった缶コーヒー すぐに温もりを消し 握っていると 冷たさが未練を切る 冬は厳しい 寒さに痛みが伴い 残された温もりにも 容赦などない 風を引き連れて電車 前髪が揺れれば 足元のおもてなしが 待っていた 肩を落とし 身を委ね次へ向かう...
  • いけない

    詩/いけない
  • 記憶の匂い

    街で女性とすれ違った時 ほのかに香る記憶の匂いを 嗅ぐことがある 顔も覚えていない 声も覚えていない わかっているのは私が幼稚園児の時 毎日のように感じでいただろう いい匂いってことだけ 先生を好きなイメージが この匂いと結びつき心地よくなる 何という香水なのかも知らない 知らない方がいいのかもしれ...
  • くねくね道

    僕はくねくね道が とっても好きなんだ えっ 捻くれものだって そんなことはないよ だって僕の心はいつも 真っ直ぐな一本道なんだ だから なおさらくねくね道に 迷ってみたいと思うのさ 僕って やっぱり変かな いいのいいの 揺るぎない真っ直ぐが 僕にはあるんだから 余裕でくねくね道で遊ぶんだ だってだっ...
  • カエル

    潰れて干からびたカエル 道端で日々、黝ずんでゆく 誰も葬ることもなく カエルの死んだ寂しさを 知らないふりして歩く 僕らは残酷に道を歩く 歩き方も知らず厄介を避け 行き先を見失いながら...
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