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posted 2017-11-27 05:14
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
校舎のベランダにいて 僕は最後の日を考えている 希望なんてもうないから 待ち合わせの場所もないし 時間もないのだから 君を眺めることくらい 許して欲しい みんなより短い命の宣告 怖くてしがみつきたいけど 何処に誰にどうやって 飛び込めば楽になりながら 僕は無くなれるのだろう やっと見つけたけど 君の...
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posted 2017-11-26 21:32
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
仕事をしている たしか出勤してはいけない ことになっているのに 誰かに言っている 「今日、職場に来ては いけないのに間違ってしまった」 しかもその話をしている場所が 四十年前に通っていた 小学校への通学路で神社の前だ 私の声は無機質な人間に聞こえず ひとり空回りしている 光が瞼を刺激する 今は朝か昼...
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posted 2017-11-25 21:07
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
気持ちのコピペをして なんとなく言葉遊びのような 詩ばかりを書いてしまい ヘンテコな詩だ、と言われます 役立たずの詩で まったく意味がないのかなあ そう思っても書かずにいられないので ずっとやめれないようです やはり自分がいますから 僕のことを書いてしまいます たまに飛躍し想像の中で 超人になったり...
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posted 2017-11-22 18:00
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
父ちゃん バイクの納車なんだけど その店がさあ 国道沿いにあって 教習所上がりの俺じゃ無理かな それは父ちゃんがバイクに乗って 家までとりあえず て、やつか ああ、いいよ おっとと それにしても二十五年くらい ご無沙汰しているなあ 準備体操しておこう 足をつってしまいそうだし 実際にまたがって 走り...
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posted 2017-11-21 14:28
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
おっと 寝坊をしてしまった 慌てて着替え 寒さもそう感じずに 電車へ走り込み とは言うもの 歳は重ねるものだ 電車の中で 気持ちが急いでも 速く走ってはくれない それなら 詩でも書こうじゃないか そんな図太さも いつのまにか身につけ そして こんな時に限って 降車する駅を過ぎてしまう いえいえ大丈夫...
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posted 2017-11-20 05:58
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
襟足より冷たい奴が 油断の隙間から入ってくる 今年の冬も防御しきれず 咳き込んで 最高気温が一桁の数字 ゾクゾクと身体が震え 手足の冷たさを再確認して 寒くても半ズボンを 履いてたころが嘘のようだ 子どもは風の子 元気な子 大人は部屋の子 元気のない子 毛糸の帽子をして 手袋をはめマスクをする 冬の...
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posted 2017-11-18 20:44
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
人生初めての評というものを書いてみました。今回はどちらかというと感想を述べた感じで。投稿された作品を読み込んで私なりに表現しました。なかなか勉強になることばかりあり、良し悪しは置いといて詩に関わったという充実感ありましたね。 投稿された方が「もっと詩を好きになれるよう」をモットーに、精進して作品を読...
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posted 2017-11-17 20:43
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
自分はいつも正しくて わがままは膨らみ 僕は部屋から出れなくなった ご飯が廊下に置いてある ひとりでは 何もできないクズ野郎なのに どうすればいいんだ これで生きていると言えるのか 外に出れば怖くて ひとの視線が僕を馬鹿にする ほんとうは僕 風を感じたいんだ つい数年前まで風に吹かれ 笑っていられた...
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posted 2017-11-15 17:34
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
二十代の頃は 体力の違いだろうか 仕事帰りに受診し 体温が42度あっても へぇ〜 熱っぽいと思ったら けっこう高かったなあ しかし体温計って 何度まで計れるのだろう、と 今ならインフルエンザと診断され 仕事をすることなど厳禁だろう 次の日も少し体温が下がったから、と 働いていたのだから 若さは熱に負...
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posted 2017-11-14 17:25
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
ひとの作品を読み 連詩を最近、楽しんでいる私 ああ、相手の方はこれを拝読されることはないだろうな と、いうことで無題の詩を 挟み込まれた老犬には 過去はあるが未来はない 此処にお前の幸せはあるのか 暫し解放されるのは お前か俺か 海岸線の微かな弧を得た一本 身が縒れ続く蛇行の旋律 此処にお前の幸せは...