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posted 2019-07-13 05:07
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
著者の時代小説を読むといつも感じるのは、結末のさわやかさが素晴らしいのだと、改めて感じさせてくれる一冊でした。 鵜の島藩領内の沼口宿にて、一人の武士の遺骸が海岸で見つかりました。男は隣接する日坂藩の青葉堂村塾の教授「梶与五郎」で、鵜の島藩家老の三男でもありました。 村塾で「梶」のかっての教え子「筒井...
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posted 2019-07-06 04:06
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
「時に元禄十二年十二月十四日、江戸の夜風を震わせて・・・」の語りが入る<三波春夫>の『俵星玄蕃』(1969年)は、赤穂浪士の討ち入りが主題で、私の大好きな歌のひとつです。 本書は、赤穂3代目藩主<浅野 長矩>と高家の<吉良上野介>との「忠臣蔵」とも呼ばれる「赤穂事件」の流れを中心に据え、京の郊外で静...
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posted 2019-06-30 23:15
<MR職人・生涯現役の鬼軍曹>
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MR職人
書籍名~ がんばらない介護 著者~ 橋中 今日子さん~ 理学療法士 出版社~ ダイヤモンド社 橋中さんは21年間にわたって認知症の祖母、重度身体障害(身障1級・要介護5の母、知的障害の弟、の家族3人を1人で介護してきた・・その体験から綴られた書籍でした。 <介護の現状> ・ ...
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posted 2019-06-29 04:06
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
著者の作品は、『アクアリウム』 ・ 『沈黙の画布』 などを読んでいますが、『仮想儀礼(上・下)』 の文章力に圧倒され、綿密な作品構成に惹かれています。久々の文庫本の新刊『冬の光』(2019年3月10日発行)が目に留まり手にしました。 あらすじだけを書きますとありきたりの小説のようですが、そこは著者の...
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posted 2019-06-25 04:06
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ファルコン
第一巻『死闘』(2008年1月5日:徳間文庫刊行)に始まり第十一巻『帰還』に終わる<古着屋総兵衛影始末>シリーズに次ぎ、新シリーズとしての<新・古着屋総兵衛>シリーズも、第一巻 『地に非ず』 (2011年1月28日刊行)に始まり本書第十八巻の『日の昇る国へ』(2019年6月1日刊行)にて完結となりま...
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posted 2019-06-18 04:06
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ファルコン
<佐伯泰英>の「新古着屋総兵衛」シリーズも、第16巻 『敦盛おくり』 に次ぐ本書『いざ帰りなん』で17巻目になりました。 <総兵衛>率いる鳶沢一族のに運び方の<文介>の動きがおかしいと<北郷陰吉>の報告を受けて、<総兵衛>は、身辺調査を<陰吉・平十郎・忠吉・林梅香>らに委ねますが、若年寄りの<京極高...
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posted 2019-06-12 04:36
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ファルコン
たまたま手にした 『朽ちないサクラ』 が気に入り、前回(40)の 『最後の証人』 に続く<柚月裕子>の最新作が本書です。 第1作目の『最後の証人』では、ヤメ検として弁護士として登場している<佐方貞人>ですが、シリーズとしては検事として『検事の本懐』・『検事の死命』に続く4作目が本書で、「裁きを望む」...
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posted 2019-06-06 04:36
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
同じ著者の 『朽ちないサクラ』 が好みでしたので、手にしました『最後の証人』です。本書は、2010年5月24日単行本にて刊行、2018年6月25日文庫本化されています。 主人公の<佐方貞人>は12年前まで米崎地方検察庁の検察官でしたが、自らの「正義」を貫くためにその職を辞し、東京都内で「ヤメ検」とし...
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posted 2019-05-27 04:05
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ファルコン
著者の<柴田勝家(本名は、綿谷翔太)>さん(31)は、成城大学大学院文学研究科日本常民文化専攻博士課程前期修了。在学中の2014年、『ニルヤの島』で第2回ハヤカワSFコンテストの大賞を受賞し、デビューしています。 本書『ヒト夜の永い夢』は奇想天外、人を食った設定です。昭和2年、稀代の博物学者「南方熊...
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posted 2019-05-15 03:35
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書『十二年目の映像』は、単行本としては、1981年に刊行されています。(集英社文庫)としては、『賞の棺』 ・ 『薔薇窓の闇(上・下)』 に続いて、2014年11月25日に発行されています。 大手放送局に勤務する25歳の<川原庸次>は、かつて学生運動に参加していたという上司<鎗居>からT大時計台闘争...