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posted 2019-05-13 09:09
moqのごはん
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moq
新刊コーナーにて 部活。響きが懐かしいなあ。 話は中学生の文化祭が舞台。 あー、こんなに大それた事ではないが、 小さな事件はたくさんあったなとか 当時を振り返り読み進め中。 思いのほか中学生時代を自分が覚えていた。 懐かしい気持ちも含めて楽しんでます。...
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posted 2019-05-05 04:35
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書『死命』は、2012年4月文藝春秋から刊行され、2014年11月に文春文庫として発行されています。 『刑事のまなざし』』(2011年6月) ・ 『ハードラック』(2011年9月)に次ぐ作品になります。 『死命』は、胃癌を患い余命いくばくもなく、自らの死と隣り合わせの状態にある2人の男が織りなす、...
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posted 2019-05-02 04:35
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
2013年5月2日に集英社より刊行された本書『友罪』は、2014年第35回吉川英治文学新人賞候補作になっています。2015年11月20日に同じく集英社から文庫本が発行されています。 ジャーナリストにあこがれる<益田純一>27歳は、雑誌の取材方針を巡って編集者と暴力沙汰を起こしてしまい、首になり生活に...
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posted 2019-04-27 04:34
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
1987年、『我らが隣人の犯罪』でデビューした<宮部みゆき>ですが、その後、、『龍は眠る』(日本推理作家協会賞受賞)『火車』(山本周五郎賞受賞)『理由』(直木賞受賞)『模倣犯』(毎日出版文化賞特別賞受賞)などのミステリー小説や、『本所深川ふしぎ草紙』(吉川英治文学新人賞受賞)『ぼんくら』などの時代小...
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posted 2019-04-24 04:34
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
乳がんで亡くなった母の遺品を整理していた大学生の<石黒洋平>は、押し入れの天井裏に隠されていた手紙と写真を見つけ出し、自分が殺人事件で死刑判決を受けている元検察官<赤嶺信勝>の息子だと知ってしまいます。 犯罪者の息子であると苦悩する<洋平>ですが、まだ死刑が実行されていないということで、実父は冤罪で...
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posted 2019-04-21 04:34
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
著者<柴田よしき>は、特に好きな作家という意識はないのですが読書記として 『求愛』 を初めとして10冊は取り上げているようで、本書は、『水底の森』 と同様に文庫本(上下)で900ページを超す長編作品です。 中学生三年生、15歳の修学旅行として京都に訪れ、自由行動中のA組二班の7人でしたが、同じ班の<...
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posted 2019-04-17 04:34
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書の主人公<澪>は、17歳の時に隣家に住む<葛西笙平>に誘われ一度だけ関係を持ってしまいます。将来は<笙平>の妻となるものと思っていました。ところがその後、<笙平>は、江戸詰となり藩を離れることになり、しかも御用人の娘<志津>と結婚をしてしまいます。 失意のまま<澪>は、藩の郡方<萩蔵太>のもとに...
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posted 2019-04-13 05:34
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
平成最後の月に、隠れた昭和の敗戦に関する秘部に触れた作品と巡り合えました。本書『水曜日の凱歌』は、芸術選奨文部科学大臣賞受賞作品で、文庫本で715ページの力作です。 昭和20年8月15日水曜日は、主人公<二宮鈴子>の満14歳の誕生日でした。父が運送会社を営む二宮家は比較的裕福な家庭でしたが、父は交通...
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posted 2019-04-11 07:31
moqのごはん
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moq
本棚に並ぶタイトルを見て惹かれた。 なかなかぐっと来ました。 大人の女性の生き方みたいな内容でした。 どう生きるかどう生きたか 家族の問題。 他人事には思えない 日常や非日常の切り抜きを 集めたような短編集でした。 情景描写が美しく 自分的にはかなりアタリでした。...
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posted 2019-04-09 04:34
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
2012年 、第146回直木賞を『蜩ノ記』」で受賞した著者は、 2017年12月23日に66歳で亡くなれています。 敗者や弱者の視点を大切にした歴史時代小説を多く残し、本書『川あかね』もその系統の一冊です。 綾瀬藩で一番臆病者といわれる<伊藤七十郎>は、勘定奉行の<増田惣右衛門>から、派閥争いの渦中...