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posted 2016-10-21 19:22
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
君はムラサキ なんていうのかな 特殊系な属性 高貴で近寄りがたい その魅力の色は美しい やはり生まれってあるんだね 君を見ているとそう思うんだ だから触ることなんかできやしない そういう色ってあるんだね そういう君はムラサキ...
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posted 2016-10-21 02:16
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
ダパッとそっちはグラッチョグー そりゃパサラパサラのクルクルチョー レイレレイレレイレレレイ ロイロロイロロイロロロイ ヌニョにミイミイのボンピップーのさき ああぺヴィルぺヴィルのツッツーター ラプララプララプラララプ リプリリプリリプリリリプ クックヨーとてもクックヨー そうそうクックヨークックヨ...
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posted 2016-10-20 21:17
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
働けど働けど お金と時間というものは 右から左に流れていくもの アイスコーヒーをSサイズにしようか Mサイズにしようか なんて、悩んでいるのだから ふぅ〜 心の中でため息ひとつしながら ストローでちびちびと啜っている 久しぶり、平日のお休み 無料で満喫できる図書館へ だけれども…… おいおい 閉館日...
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posted 2016-10-19 06:01
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
君はひと皮むけるたびに ミドリを薄くして ユーモアの文字はいつも同じ色だけど どんどん濃く見える効果を使って 巧みなスタイルがさらりといいね 狙っているよね いいよ、いいよ、それっ、すごく、いいから どんどん、行っちゃって 一枚目、二枚目、三昧目…… みんな兄弟みたいに似ているけど ちょっと味が違っ...
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posted 2016-10-18 08:03
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
本を読む 頭が痛くなっても ページをめくる、めくる、めくる 僕は詩を書くことで 自由時間を費やしてきた 自分の世界が楽しくて心地くて 本を読むと自分の世界が 気づかない間に影響されて あれっ、ってことになると思い ずいぶんと読まなかった だけど、改めて自分の詩を読むと 特別にイカした世界を 描いてい...
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posted 2016-10-18 03:08
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
廃墟のように静寂な夜の街 俺たちはいつまで騒ぎ立て 反響する声に酔っているのだろう 残り少ないチューハイ缶 振ってみれば底で波打つ時化た音 期限が切れそうなモラトリアム フラフラと自由を気取っては 真面目な奴をダサいと笑っていた でもわかっていたんだ 闘いもせずに俺たちは戯けて 何も手にしていないこ...
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posted 2016-10-17 05:21
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
ニュースです グラスの中で氷と氷がぶつかりㅤ透き通る音が素敵に響き 僕は波に乗ってㅤどこか遠くへ行ってしまった模様です 警察によるとㅤふと消息を立ってしまったのはㅤこれが初めてのことではなく 過去の行動から推測してㅤ僕の行きそうなところを探っているようです 早く発見して欲しい気持ちはㅤちょっぴりあり...
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posted 2016-10-16 07:57
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
なまたまごはきいろいめ ぼくをみているみたいだけど どこをみているのかわからない こわいからしょうゆをかけた そしたらくろいなみだになった もっとこわくなって むちゅうでかきまぜた ぼくはおかあさんにおねがいした あしたのあさごはんは めだまやきにして そういったぼくはもっとこわくなった...
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posted 2016-10-15 01:24
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
図書館の帰り 夕暮れに染まる公園 スペシャルなクレナイ ベンチに一枚の枯葉 僕を待っていたのだろうか お待たせ 声を掛けても 返事もしてくれない 風が吹いて もう一枚の枯葉が流れてくれば ベンチの枯葉に寄り添い カサカサと耳打ちをしていた ふたりは次の風にのり 手を繋ぎ愛の巣に帰ってゆく 僕といえば...
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posted 2016-10-14 20:35
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
答えは風が知っているだけさ 歌声は鳥瞰した落ち着きに満ちて 俺たちは意味わからなく風に吹かれ 何処かへ連れて行かれるわけなく 此処にいて冷える答えに襟を立て 答えは風が知っているだけさ しゃがれた声は俺たちに教えたさ 正義は右だとか左だとかではなく まずは間違いから目を逸らさずに 自分が悪党にならな...