8月11日の私のブログに「広島、長崎に原爆を落とした理由も、このまま戦争を続ければアメリカ軍に大量の犠牲者が出ると言う大義名分である。そのため日本国民は20万人が死んだ」と記述しました。8月12日の読売新聞夕刊の記事見出しを引用します。
「終戦直前の東城英機(太平洋戦争開戦時の首相)手記発見」「大東亜戦争、自在自衛が目的」とあった。アメリカの広島長崎への原爆投下も、自国の軍隊を守る大義名分であるが、第二次太平洋戦争の引き金を引いたのも「自在自衛が目的」と言う大義名分であったのです。記事の論評によると「東条英機元首相の本音が散見された」とあった。
自衛のための戦争、核抑止力のため核戦力の維持、自分たちが核保有していても、自分たち以外は、核拡散は平和の驚異と言う論理矛盾・・・
国家間の紛争でも、個人的な紛争でも、大義名分は同じである。
国家間の紛争は、敵兵を数多く殺せば英雄、個人で人を殺せば殺人、テロ行為の報復で断固テロと戦えば正義、個人で復讐すれば殺人・・・
理由の如何に関わらず、人間が人間を殺す行為は「悪」である。その悪に対して「善」の力は何処へ消えてしまったのだろうか??
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