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岩魚太郎の何でも歳時記

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続 男の料理 『鱈の甘辛煮』

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冬の味覚とくれば何を連想しますか?
私の場合は何といっても『鱈(タラ)』です。鱈と言う魚の利点をあげます。
1. 安い。
2. 美味しい
3. 料理が簡単
4. 酒の肴にも良いし、ご飯のおかずにも最適

■ 具体的なレシピ
1. 鱈の切り身(卵があるもの)をスーパで、600円前後で購入
2. 水洗いして、沸騰した温湯をさっとかけ臭みをとる。
3. 日本酒と水を半々、醤油と砂糖を多めに適量(甘辛く仕上げます)その中に鱈を入れて、沸騰したら落とし蓋をして超とろ火で約2時間、その後自然放置して熱をさまして完成です。

■冬の思い出
冬の厳寒期に新潟県上越市に出張、ビジネスホテルで宿泊、夕食に赤提灯の暖簾をくぐったその店で、大皿に鱈の甘辛煮を盛ってありました。
熱燗で鱈の甘辛煮を、石油ストーブにのっているやかんのチンチンした音を聞きながら、味わいました。
そして2時間、赤提灯の店を後にした外は、一面の銀世界でした。

冬になると鱈の甘辛煮と赤提灯を連想します。
私の冬の味覚といえば文句なく『鱈』です。鱈と言う字は魚に雪と書きます。まさしく冬の魚です。是非この冬には鱈をお勧めします。

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