昭和を生きた物語 ・自己矛盾
Jan
23
自分自身の内部で,論理や行動がくいちがうこと。
小説を書く・シナリオを書く・絵を描く。例外を除いては、個人作業である。
新人小説の最高峰「芥川賞(純文学)」と「直木賞(大衆文学)」とがある。
ちなみに「芥川賞」を受賞する過程を見てみよう。
純文学の新人賞を設けているのは、文學界・群像・文藝・すばる・新潮・などですが、過去10年間(2017~2007年)を見てみると、芥川賞受賞人数は下記の通りである。
文學界8人・群像5人・文藝1人・すばる1人・新潮7人・となっている。
文學界と新潮が多いが、これらの雑誌以外となると早稲田文学から一人だけで、該当無しが2回である。
この上記5社に応募して、入賞して作品を掲載して貰わない「芥川賞」は取れない。遠くてはかない自己矛盾である。