肯定的に伝える
Sep
1
コンビニや公衆トイレなどに
「きれいに使っていただいてありがとうございます」
という貼紙があります。
「トイレを汚さないようにしましょう」
という目的で書かれているわけですが
このような否定的な表現は
なかなか受け入れられない傾向があります。
「汚す」には反応できますが
「ないようにしましょう」という
否定的な命令形は受け入れにくいのです。
ほかにも
・遅刻をしないようにしよう
・提出書類の期限に遅れないようにしよう
・仲間といさかいを起こさないようにしよう
といった否定的命令形は
逆効果になりえます。
・決められた時間に来て効率的な時間の使い方をしよう
・相手のためを思って提出書類は期限通りに出そう
・仲間と仲良くして楽しく過ごそう
といったように肯定的な表現にすると
受け入れやすい気がしませんか。
我々は幼いころから
「〇〇しちゃダメ」
という教育を受けてきているので
どうしても否定的な表現が口にでやすい傾向があります。
ですので
自分の言おうとしていることが
否定形でないかどうかをチェックして
肯定的な表現に直すとどうなるかを
考えてみるといいと思います。