電子機器故障

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電子機器故障
写真、図はWebから拝借... 写真、図はWebから拝借
電子機器の故障の原因はいろいろありますが、一番多いと感じるのは電源関係です。
HDD等記憶系もありますが、この記憶系の機器を安定して動かすには
精度の高い電源が要求されます。更に電源部分はノイズ発生の源なので、この注意も
重要です。
ノイズ遮断には電磁遮蔽を行いますが、これは放熱の妨げにもなります。
放熱不良で一番の影響を受けるのが、写真のコンデンサーです。
構造はかなりシビアで、極薄のアルミ箔を電解液を含浸させた紙で絶縁して巻いて
作ります。
この製造には多くのノウハウと作業の精度が要求されますが、台湾・中国製はこの
部分の精度が日本より甘く、結果として粗悪品となり、故障の原因となります。

この事は周知の事実ですが、コストダウンのためか、実態を知らないのか、騙されているのか、いまだに粗悪品を平気で実装するメーカーが後を絶ちません。

安価なものならともかく、重要な記憶装置、伝送機器にこれらを使用してコストダウンをすれば、やがてそのメーカーは信用ダウンになります。

コンデンサーは時限爆弾です、最初の検査では不良を検知出来ません。
この事を本当に知っている管理者はどれほどいるのでしょうか・・・・・・・

※このコンデンサーのみを交換する事はさほど困難ではありません、故障判定はコンデンサーの上部が膨らんでいるのですぐわかります。テスターでもチェックの出来る機種が比較的安価であります。部品は通販でも入手可能です。
そして製造メーカーは部品交換の手順等を公開すべきです。

こう書くと、部品交換は「改造」となるので以後の責任は持てないと必ずメーカーは言うし、それを当然のように受け取ってきいましたが、このケースのような場合。
放置すれば、ただのゴミのなるので、やってみようと思う人がいるはず。
それを、奇特なユーザーのWeb等にたよらず公開したらいかがかと思う。

最後に未確認ながら、メーカーによってはコンデンサーの寿命が短いのを承知で
採用していると言う。それも2年とかで・・・・
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電気・電子機器の寿命は、コンデンサの寿命で決まると言われていますね。
日本のコンデンサー品質は、最高だと思います。最近は、導電性高分子アルミ固体コンデンサーが使われるようになり従来のコンデンサーのようにドライアップや電解液の膨張による開弁の無いタイプも使われるようになりました。しかし、ハイグレード品ですが。
コンピューターのマザーボード(M/B)においては上位グレードは、アルミ固体コンデンサーが沢山使われ動作も安定しています。
私の経験ですが上位グレードのM/Bは安定化のためアルミ固体コンデンサーが沢山使われているので瞬停に対しても強いですね。廉もののPCは、瞬停(長さによりますが)で大概落ちます。重要なPCには、UPSを使うことは言うまでもありませんが。
Posted at 2014-11-11 23:23

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コンデンサーの容量抜けはリップルを吸収出来ず、HDDなどの作動に悪影響を与えますが、新品の状態では寿命予測は出来ません。
もっとも、これを「寿命タイマー」としている噂もありますが、事実なら即刻退場でしょうね。
Posted at 2014-11-12 04:01

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