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No 2. 恋愛も、身体や脳と同じように成長する その2

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No 2. 恋愛も、身体や脳と...
ご訪問くださりありがとうございます。

前回の記事では、


思春期は、自分自身や、異性、友人や進路、将来など

たくさんの悩みの渦の中で、不安定になりやすく


この時期の恋愛が長続きしにくいのは

自分自身に対する理解ができずに、

周囲の評価から自分を認識しようとする傾向がある為


と説明をさせていただきました。


また、思春期は

「理想」とする自分と、

「現実」の自分との間に、ギャップを感じて悩む時もあります。



(足が細くて、目が大きくてモデルのような自分)

(団体競技で活躍している、カッコいい自分)



を望みながらも



自分には無理だな。理想には到底追いつけない。といった


現実を目の当たりにして


「もっと足が長かったら…」「自分の鼻が低いせいで…」


「親の身長が低いから自分も…」というように



「ありのままの自分」に自信が持てずに、コンプレックスを抱いてしまうケースが多くあります。




「自分は、他の誰でもないかけがえのない自分」


「過去をさかのぼって経験した事、成してきたこと。


それらが自分を作り上げ、今の行動が、これからの将来を築き上げていく」



そう、考えられると、



「周囲や見た目」に翻弄されず、



自身が持っている「個性や能力、魅力」に価値を感じ、



自信をもって恋愛に、将来に向き合うことができるようになります。





アイデンティティの確立と言います。



わたし達は、恋愛からも様々な体験を通して、自分を知ろうとし、成長していきます。



初めから、全てがうまくいく恋は、まずありません。



好きな人と両想いになれた時



自分の事を「好きだよ」と言ってくれる時



そんな、甘い経験もあれば



失恋をしたり、すれ違いで喧嘩になるなど、苦い経験もあるはずです。





その両方を経験することで、精神的に学び、大人になっていきます。





痛みを伴わない恋愛は、ありませんが



傷ついた。分かってもらえなかった。どうしたらよかったのだろう。


といった経験こそ、人への思いやりの気持ちを育て、


自分を向上しようとさせる「原動力」になっていきます。





恋愛も経験を重ねることで、

どのように生きるのか、

どんな結婚をするのか、


将来の選択ができるようになっていくのです。



最後まで、読んでくださり、ありがとうございました。



ナツメ社「史上最高よく分かる発達心理学」より、内容を抜粋して書かせていただいています。

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