Jun
6,
2022
久しぶりのコーチングクラス講師(後編)「活用する『武器』を絞る!」
今日はたまたま機会を頂いて、久しぶりに
「コーチングクラス」の講師
を務めさせて頂きました。
受講生はある大手企業の管理職の方々。
その会社はある支社全体で
「コーチングスキル」の習得
を目指しているとのこと。
素晴らしいです!講師である私も、伝える言葉に力が入りました。
企業にお勤めの管理職ということで、以下の点に留意して講義を進めました。
講師としていつも思うことですが、
「色々な事柄を教え過ぎ!」
である、ということ。
先生や講師という人達は、自戒も含めて、サービス精神が旺盛で「教え好き」。
だから、このような仕事をしているのですが、生徒や受講生の視点に立つとどうでしょうか? 少し異なるものが見えてくるはずです。つまり、
「これだけは覚えて、実践してください!」
という伝え方です。
余りに「武器」が過多だと、実践で使えない。
従って、スキルを教える講座では、様々な事柄を教えながら「知識を広げるフェーズ」と、
「使う武器を『絞る』」フェーズ
が、必要だと感じます。
一連のコーチングクラスは、こんな感じで進みました。
1.コーチングの基本スキル
2.GROWモデル
3.陥りやすいセッションの壁と克服方法
4.自己基盤
これまでコーチングに関する色々な知識や武器を伝えてきましたが、今回は逆にこんな伝え方をしました。
なぜなら「絞るフェーズ」だと感じたからです。
コーチング・セッションを提供する上で、心がけること、気を付けることは以下の「3つ」です。
A):クライアントが「ありたい姿」を見つけるのを助ける
P):セッション環境や聴く姿勢、当てる焦点は常に「ポジティブ」
R):クライアントの持つ「リソース」を探り当てる
この「A・P・R」を常に心に留めて、セッションをするようにと伝えました。
今回受講してくださった方々の、お役に立てれば大変光栄です!
では、また次回!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
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