2009年12月の読書記録
Dec
31
12月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:3718ページ
安岡正篤一日一言―心を養い、生を養う
今年も1年をおくることができました 感謝
読了日:12月31日 著者:安岡 正篤,安岡 正泰
ローマ人の物語 31 (31) (新潮文庫 し 12-81)
気づき:合成の誤謬 気になる一文:人間、「ルビコン」を渡った以上は、突っ走るしかないのだった/国家の要職はすべて経験し、しかも充分に勤めあげたという自信ならばある。だが、今になってみると、そのすべてが無駄であったようだ
読了日:12月29日 著者:塩野 七生
日本辺境論 (新潮新書)
気づき:行動は思考に規定され、思考は言語に規定される 気になる一文:師が弟子に教えるのは「コンテンツ」ではなくて、「マナー」だということです/人間が過剰に断定的になるのは、たいていの場合、他人の意見を受け売りしているときだからです
読了日:12月28日 著者:内田 樹
続・年収300万円時代を生き抜く経済学 実践編!―給料激減でも豊かに生きるための「新・生活防衛術」
気になる一文:心のなかに抱える「夢を」持ってはいけない。いますぐとりかかれる「課題」をもつべきなのである
読了日:12月26日 著者:森永 卓郎
ローマ人の物語 30 (30) (新潮文庫 し 12-80)
気づき:自分の今の勤め先みたいだ・・・ 気になる一文:戦略は、現状を正確に把握していさえすれば立てられると言うものではない/お前が現に身を置き、苦悩を続けているその場くらい、哲学に慣れ親しむに最適な環境はない
読了日:12月25日 著者:塩野 七生
富を「引き寄せる」科学的法則 (角川文庫 ワ 5-1) (角川文庫 ワ 5-1)
気づき:著者が若くしてなくなったのだけが気になる 気になる一文:感謝する気持ちは、常に良いことだけを思うことであり、その思いが信仰になります/あなたに必要な行動がなんであれ、あなたは「今」、行動しなければなりません/何をする場合でも、豊かになる感覚を伝えなさい
読了日:12月20日 著者:ウォレス・ワトルズ
ローマ人の物語 29 (29) (新潮文庫 し 12-79)
気づき:タイトルが秀逸。現場経験・想像力が必要なのは、現在社会でも同じ 気になる一文:優れた建造物は必ず、それを建てた人間の哲学を体現している/「頭」と「手足」がともに想いを共有している組織は、健全であり、ゆえに強いのだ/怒りは傑作の母なのだ/思考も筋肉と同じで、絶えざる鍛錬を必要とする
読了日:12月18日 著者:塩野 七生
英語のおかげ (中経の文庫)
気になる一文:英語を現代の生け花と言った外国人の言葉に、言い当てているとと感心した
読了日:12月17日 著者:井形 慶子
下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉 (講談社文庫)
気になる一文:「気になる一文:「何の役に立つのか?」という問いを立てる人は、ことの有用性についてのその人自身の価値観の正しさをすでに自明の前提にしています/現代日本人は「迷惑をかけられる」ことを恐怖する点において、少し異常なくらいに敏感ではないか/知性とは、詮ずるところ、自分自身を時間の流れの中に置いて、自分自身の変化を勘定に入れること/いかに自分の責任を最小まで切り縮めて、他人の責任を最大化するかに全力を傾注する/コミュニケーションというのは、・・・・「わからないこと」を「わかること」に組み入れてゆくと
読了日:12月16日 著者:内田 樹
年収300万円時代を生き抜く経済学 給料半減が現実化する社会で「豊かな」ライフスタイルを確立する!
気づき:たまたま平行して読んでる「下流志向」と内容がリンクしてきて気持ち良かった 気になる一文:日本人は高度成長期までみな「エリート」だったのだ。エリートに限っては、世界中、大陸ヨーロッパも含めて、誰もが長時間労働をしている。就業規則なんて一切無視で、24時間働き続けるのがエリートなのだ。欧米と違って、高度成長期の日本は、入社時点では誰でも社長になれると言われていた。実際、高度成長期の大企業は、どんどん子会社を設立していったから、同期のすべてがしゃちょうになるということも、あながち不可能ではなかった。だか
読了日:12月15日 著者:森永 卓郎
ローマ人の物語〈28〉すべての道はローマに通ず〈下〉 (新潮文庫)
気づき:都市景観は機能によって定義される 気づき:インフラとは、需要があるからやることではなく、需要を喚起するためにやることであるかもしれない/民衆は抽象的なことに対しては判断を誤っても、具体的な形で正しい判断を下す能力を持つ/演説の巧拙は、用いる言葉の判断によって決まる/疑いをいだくことが研究の基本だ・・・
読了日:12月13日 著者:塩野 七生
三十五歳たちへ。 (新潮文庫)
気づき:中学の時に見てた「テレビ探偵団」の泉麻人(朝井泉)と同じ歳になってしまった・・・・ 気になる一文:学生時代、さほど愛校心があったわけではないのだが、いまはそこにすがりたい、というやつ
読了日:12月13日 著者:泉 麻人
頭の整理がヘタな人、うまい人 (だいわ文庫)
気になる一文:日常生活の問題であっても、論理的に考えることは、自分で自分の気持ちを意識化して、周囲の状況を冷静に見て自己決定の責任を自分で引き受けるということだ。自分で将来を見渡して、自分で決定するのだ/人の発言や書くものは、その人の頭のレベルを示すものとして、つねに見られている
読了日:12月11日 著者:樋口 裕一
ローマ人の物語〈27〉すべての道はローマに通ず〈上〉 (新潮文庫)
気づき:サイドストーリーは面白い 気になる一文:システムとは、衆に優れた力に恵まれた人のためにあるのではなく、一般の人々の力に合致し、その人々の必要性まで満たすものでなければならない/賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶ、という格言があるそうだが、私個人では、学ぶのは歴史と経験の両方でないと、真に学ぶことにならないのではないかと思っている。歴史は知識だが、それに血を通わせるのは経験ではないかと思うからだ
読了日:12月09日 著者:塩野 七生
私の身体は頭がいい (文春文庫)
気づき:タイトルが好き 気になる一文:中心は空虚である/人間は自由であるときにこそ、その宿命を知る/運気が向いてよい事が起こったら、その利得をすぐに他の人に分かち与えて、天運が伴う悪運を祓うのである/「身体が知らないこと」はいくら本を読んでも会得できない/「胆力」とは簡単にいえば「びっくりしない」ことである/「驚かない人」は自分の前にある現実を現実としてそのまま受け入れる/病気というのはその人の自己表現だと思うんです
読了日:12月03日 著者:内田 樹
サヨナライツカ (幻冬舎文庫)
気づき:もっと前に読んでおくべきだったという後悔と、今読んでよかったと言う両方の気持ち 気になる一文:孤独はもっとも裏切ることのない友人の一人だと思うほうがよい/サヨナラをいつも用意しておかないと、生きてはいけませんものね/悩んで悩んで悩み抜いて人間は大きくなるのです。けれども、迷って迷って迷いぬいた人間は結局擦り切れて薄っぺらになり最後は悲惨な場所に押し流されてしまうのです
読了日:12月03日 著者:辻 仁成
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