2010年7月の読書記録
Aug
2
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:1947ページ
日本社会の歴史〈下〉 (岩波新書)
気づき:百姓≠農民 気になる一文:これらを必要経費として年貢から落とすために、日常的に支出と収入を帳簿に記入した/大航海時代の人と物の流れに、家康は積極的に対応していた/文学の分野で名前の知られた人びとがその実生活においては、文学活動だけでなく、多様な分野で活動していたことを予想させる
読了日:07月31日 著者:網野 善彦
BATIC(国際会計検定)過去問題集〈Subject1〉アカウンタントレベル(320点)到達へのトレーニング
いざ、試験!
読了日:07月24日 著者:山本 貴啓
社会人の社会科―知って差がつく現代用語の使い分け
祝 読書メーター1周年 気になる一文:報道関係で「政府首脳」という場合は官房長官を、「政府筋」は官房副長官を指す/蕎麦屋の三傑は、藪、砂場、更科とされる
読了日:07月24日 著者:吹浦 忠正
合気道とラグビーを貫くもの 次世代の身体論 (朝日新書 64)
気になる一文:チームの雰囲気がすごくよく、成績も伴っているときというのは、お互いのコミュニケーションが気持ちいいぐらいスムーズなんです/デモってすごく気分がいいんですよ、実は/イギリス生まれのスポーツって、引き分けが前提にされているんですよね/他人の技を批判しても、自分はうまくならないよ/「できない」ということの苦しさも、その生産的な意義もよくわかっている/身体というのは常に生まれ変わりたがっている。その「踊り場」がまさにスランプなんですね
読了日:07月24日 著者:内田 樹,平尾 剛
対談 国家・宗教・日本人
気づき:現在の日本語の土台を作ったのは漱石を通して自分の日本語を向上させよう 気になる一文:どの集団も、自分たちの集団が世界一で、ほかはろくでもない輩だから排除しなきゃいけないと考える性向がある/どうして煮え切らない話し方をするのかというと、要するにずるい人たちなんです/まれに天才が現れると、こいつを大事にしようということがない/ケチをつけられたくないという、みみっちい自尊心を持っているんですね/自分のウィークポイントを出すことは相手に安らぎを与えますから、それもいいことなんだと分かってきているんです
読了日:07月22日 著者:司馬 遼太郎,井上 ひさし
たけしの20世紀日本史
気になる一文:日本で民主主義っていうのが、みんなで責任をとるシステムより、誰も責任をとらないシステムという風に根付いてしまった/はっきり違いを意識してないと、外国との関係はうまく行かないんだ/日本の文化というのは、貧の文化なんだ。貧乏だからいろんな知恵だとか、道徳律みたいなのが出てきた。貧がなければ品がなくなるのは当然でね。日本を取り戻す特効薬は貧しかない
読了日:07月17日 著者:ビートたけし
Kitano par Kitano 北野武による「たけし」
気になる一文:不幸せな人生は、死ぬより悲しい/すべては同じように繰り返されていくんだな/大声を出す人たちを評価したいうことは一度もない/そもそも愛するっていうのは、ちょっとずつ死んでいくってことでしょ/俺たちが生きている現代を支配してる、一般的に認められている見せかけ、目に見えているものが、いかに危険で当てにならないかってことが言いたかった/自信がないから妨害するんだよ/名声ってね、つまりは虚栄心なんだよ/人生を楽しみたかったら、他人に期待しすぎちゃいけないよね
読了日:07月16日 著者:北野武,ミシェル・テマン
日本社会の歴史〈中〉 (岩波新書)
気になる一文:「日本国」意識は、たしかに元との戦争によって以前よりも列島社会に浸透するが、そこでは呪術的色彩を強く持つ神仏の力に自らの利益を見出そうとする寺社の主導した見方が優位を占めていた/富裕な人を「有徳人」とよんだのである/かつては畏怖すべき事態ととらえられていた「穢れ」に対する社会の対処が、文明化の進化とともに大きく変わりつつあり、「穢れ」を汚穢として忌避する空気がしだいに強くなってきた
読了日:07月12日 著者:網野 善彦
日本社会の歴史〈上〉 (岩波新書)
気になる一文:この社会が牧畜を欠き、去勢の技術がなかったことと関連して、この宮廷には大陸や半島の国家に見られた宦官は存在せず、後宮は女性自身によって統治された
読了日:07月06日 著者:網野 善彦
自分で考える技術―現代人のための新哲学入門
気になる一文:思考とは、表現の中にしか、話す技術、書く技術等の中にしかない/否定はどこまで重ねていっても、否定しか出てこず、ついには、虚無にいたります/間違わない思考、というのはありません
読了日:07月01日 著者:鷲田 小彌太
読書メーター
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