2011年4月の読書記録
May
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4月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:3774ページ
空気の読み方‾「できるヤツ」と言わせる「取材力」講座‾ (小学館101新書)
気づき:火曜キラキラを聴いてるだけでは、気付けなかった神足さんがいた 気になる一文:人間には自分が今いちばん気にしていて、目につきやすいものしか目に入らないという単純なところがある/知ったかぶりをしたままでいると、しなくてよい余計な苦労をする/多くの場合、人間には自分のことを知ってもらいたい、自分の立場や主張を世間に広めたいという欲求があるからだ/一人前の企業人ならば、マニュアルの背後にある「なぜ、こうしなければならないか」を常に考えて、自分なりに理由づけておかねばならない/それをしている理由はある
読了日:04月02日 著者:神足 裕司
<疑う力>の習慣術 (PHP新書)
気になる一文:思い込みが強いと、自分の思い込みに一致する都合のよい情報しか覚えていられなくなる/善意から行っていることであっても、自分自身を疑ってみることは必要であろう/疑いだしたら切りがないことは、ある程度のところで見切りを付けるべきだ/文系型の発想というのは、「誰かの信者」になりやすい/より重要なことは、誰が言ったかではなく、その中身のほうだ/老害というのは高齢者がいばっていることが問題なのであって、彼らの生産性が低くて邪魔になっているという話はあまり聞かない
読了日:04月02日 著者:和田 秀樹
アメリカ海兵隊―非営利型組織の自己革新 (中公新書)
気になる一文:われわれはいくつもの失敗をしたが、最初からすべてを知ることはできない。われわれは将来のためになることをたくさん学んだ。そしてわれわれの失敗はジャップより少なかったのだ/小進化としての洗練は経験的であることが多いが、大進化としての再創造は経験を超える概念で始まることが多いのではなかろうか/一般に市場での競争による淘汰を受けない非営利の公的組織に変革を促す刺激は、その生存に対する危機である/質の高い暗黙知がなければ形式知に変換しても底の浅い知にしかならない
読了日:04月03日 著者:野中 郁次郎
街場のメディア論 (光文社新書)
気づき:本棚を他人に見られなくない気持ちが分かった。最近、普段聴いてるラジオ番組の出演者の著作物などを買おうと言う気持ちも「ありがとう」の裏返しなんだろうな、と自分の行動の背景を知ることが出来た 気になる一文:「なぜ、自分は判断を誤ったのか」を簡潔かつロジカルに言える知性がもっとも良質な知性だと僕は思っています/世論というのは「みんなの意見」である以上、「私」が語ろうと黙ろうと、それについてなんの責任も引き受ける必要のない言説だ、ということです/自分の本棚は僕たちにとってある種の「理想我」だからです
読了日:04月05日 著者:内田 樹
会社はこれからどうなるのか
気になる一文:人間はまったくの白紙の状態からデザインをするのではなく、意識するにせよしないにせよ、それぞれの文化に固有の「文法」とでもいうべきものにしたがうことになるのです/ポスト産業資本主義とは、まさにすべてが標準化されていく傾向の中で、差異性を作り出していかなければならない資本主義であるのです/何が本当の差異性であるかを認識するためには、何が差異性でないかを知る必要があるのです
読了日:04月09日 著者:岩井 克人
「鉄学」概論―車窓から眺める日本近現代史 (新潮文庫)
気づき:実家の書棚にある「滝山コミューン一九七四」と何年も読みたいと思ってる「大正天皇」と同じ著者だと言うのにビックリ 気になる一文:特定の鉄道沿線に住むということは、その鉄道が築いてきた歴史や文化、沿線風景、あるいは鉄道が通じる地域の風土といったものに、じつは深く規定されることなのではないか、本人は意識しないままに、日常的に利用する鉄道からものを発想することがあるのではあるのではないか/日本の団地は、自由より平等を重視する社会主義の理念に基づいて建設されたソ連の集合住宅の影響を受けているのである
読了日:04月11日 著者:原 武史
博士の異常な健康―文庫増毛版 (幻冬舎文庫)
気になる一文:科学がこれだけ日々進歩している時代に、カツラだけは何故かずっと旧態のまま。その技術的進歩のなさは、自動車のワイパーと双璧ではないだろうか/「修行とは出直しの連続なり!」/医者が出す化学薬品は皆さん盲目的に信じていますよね。だから現代人は薬漬けになるんですよ!/現代社会で最も大きな影響力を持つメディアはテレビだ。そこで「占い」なるものがゴールデンタイムの番組で絶対的権威として祭り上げられ・・・、あまりに根拠のない御宣託が信憑性を帯びて熱狂的にありがられている。
読了日:04月16日 著者:水道橋博士
トラウマ映画館
気づき:読みやすい文章なのに、読むのがしんどかった。気になる一文:人は周囲の記憶と書類なしには証明できない不確かな存在なのだ/世界が滅んでしまったというのに何事もなかったように日常ごっこを続け、国家ごっこを続ける人々を見ていると、この社会そのものも「ごっこ」にすぎないような気がしてくる/人の罪を白黒はっきり裁く法律や倫理と、白黒はっきり分かち難い人の心との対立
読了日:04月17日 著者:町山 智浩
上級英文会計―図と例題でわかる
気づき:どうにかこうにか一読。リースと年金会計に嫌悪感。再読時はがんばろう
読了日:04月18日 著者:建宮 努,藤井 保紀,階戸 照雄
この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)
気づき:地に足がついた生き方だと思う。以前聴いた著者が出演していたPODCASTも聴き直そう。
読了日:04月22日 著者:西原 理恵子
仕事で成長したい5%の日本人へ (新潮新書)
気になる一文:自分の能力を判断するのは自分ではない。他人である/自由意志を持たない一方で、昇進の階段を上って行かなければならないという強迫観念にとらわれた人たち。それが「サラリーマン」という言葉のニュアンスに感じられるのかも知れません/必要な時はやはり、逃げずにちゃんと対決しなければダメ/行動しないのなら、愚痴は言わない/日本人は「ミスをしないでおこう」という発想が過剰なように思います/探しまくっていれば、いずれ夢やパッションは見つかる。好きなことはどこかにある。人生は長いのだから、慌てる必要はない
読了日:04月23日 著者:今北 純一
韓国人は、こう考えている (新潮新書)
気になる一文:「朝鮮民族の日本民族に対する侮辱は歴史上根深いものであることを、われわれはどんなに厭でもはっきりと押さえて置かねばなるまい」/拉致事件は北朝鮮国内でも時々発生します/韓国人はケンカをする前に互いが相手の方に頬を突き出して、先に殴られる姿勢をとる、つまり先に被害者になろうとすることがあると言う
読了日:04月23日 著者:小針 進
上級英文会計―図と例題でわかる
気づき:どうにかこうにか2回目
読了日:04月25日 著者:建宮 努,藤井 保紀,階戸 照雄
おとなの小論文教室。
気づき:「一人称」を主体性って置き換えて読んで、自分の肚に落としました。高校時代知らずにズーニーさんの小論文講座を受講していたので、そのとき以来、ほぼ日、PODCASTを通じて、ズーニーさんにはずっと御指導頂いてます/気になる一文:悩むより、批判するより、いい疑問文をつくる。これなかなか愉快です/相手がそこに「いない」ことより、ここにいる私を「見ていない」ことへの「寂しさ」だと気づいた/状況把握は、自分をとりまく人間との関係の把握、だと思っています/「イヤ」と「必要」とは別だ/こもるな!ひらけ!
読了日:04月26日 著者:山田 ズーニー
野蛮人のテーブルマナー (講談社プラスアルファ文庫)
気づき:うまくやり抜く賢さを♪ 気になる一文:小さなことについて露見するような嘘を平気でつく人間は、大きな事では絶対に嘘をつく/恩を貸したら忘れろ、恩を受けたら忘れるな/組織と闘うとき、敵をやっつけ、自分は生き残ろうとしてもしてもそれは不可能だ。そういうときに有効なのは、自分も底なし沼の底まで沈む覚悟を持つことだ/敵といえども約束は守る/
読了日:04月29日 著者:佐藤 優
読書メーター
Posted at 2011-05-01 02:07
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Posted at 2011-05-01 12:36
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