2013年9月の読書記録
Oct
15
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:2843ページ
ナイス数:62ナイス
ニッポン現代アートの感想
作品、著者の時代認識にも衝撃を受ける 安田佐智種、伊庭靖子、池田学、清川あさみ●一九七〇年代ぐらいであろうか、このような事態に大きな変化が生じる。分裂と細分化を重ねった結果、歴史的枠組みはその意味を失い芸術家たちは拠り所を奪われて何の標識もない原野に投げ出されることになったのである。このような時代状況を「イズムの終焉」と呼び、「大きな物語の消失」と規定し、「ポストモダン」と名づけた/感覚は認識に先立つ/「象る」ことによって「形象」(かたち)が生まれ、「対象」(もの)が存在を獲得する/イメージの「残響効果」
読了日:9月1日 著者:高階秀爾
くまモン、どこ行くの?の感想
熊本に行きたくなる。通潤橋
読了日:9月1日 著者:
精神科医が教える「怒り」を消す技術 (怒りのコントロールが人生を幸福にする)の感想
着火しやすい攻撃型認定。意識して45分間気を逸らそう 一文:怒りの感情は自己正当化に向かいがち/「求める」気持ちは、それが一瞬満たされたとしても、エスカレートしていく傾向をもっています/怒りは過渡的な状況です。どれだけ多くの時間を費やそうと、結果は気持ちを切り替え、冷静な状態で向き合うしかないのです
読了日:9月2日 著者:備瀬哲弘
オリジナルワンな生き方の感想
好きなこととお金になることを両立させる=セックス・キャッシュ理論 ●キミの業界にキミより上をいくやつがいたら、まちがいなく相手はキミより働いている/ビジネスの第一のルールは、「好きなものは売るな」だ/成功には時間と訓練が必要。体力だって大切だ/困った。夢は消えたのにライフスタイルは変わらない/キミのクリエイティビティの成果について人に意見を聞いても仕方がない/人に認められるもっとも確実な方法は、認められようとしないことだ/物事は狙いどおりにいくわけではなく、偶然が重なるようにして起きる
読了日:9月13日 著者:ヒュー・マクラウド
フィギュア付きスペシャルBox Yoshitomo Nara Photo Book 奈良美智写真帖 2003-2012の感想
動物の写真、特に死んだ鳥や鹿の写真が印象的 ●僕は、やってくる明日を、生まれた頃の瞳でもって新鮮に感じつづけるために、過去の写真を見ているのだ。過去よりも若く、明日を生きるために
読了日:9月15日 著者:奈良美智
ブルーデイブック―誰でも落ち込む日がある。の感想
●そんな日はみんなから意地悪されているような気分に陥る。(相手にされないよりましなのに)/まず悩み事に真正面から立ち向かうこと。逃げまわるのはもうやめることだ。/ひょっとしたら自分が悪いかもしれない。もしそうなら、勇気をもって謝ろう(けっして遅すぎることはない)。/しかし、自分を笑いとばす余裕も忘れずに。/少々の危険にたじろぐな。/ひるまずにチャレンジしてみよう。
読了日:9月15日 著者:ブラッドリー・トレバーグリーヴ
Paris versus New York -パリ・ヴァーサス・ニューヨーク 二つの都市のヴィジュアル・マッチの感想
イメージから街を感じる本
読了日:9月15日 著者:ヴァラム・ミュラティアン
ナショナル ジオグラフィックが見た 日本の100年の感想
マッカーサーの合理主義を絶対視している発言が興味深かった。合理的な考え方が、アメリカ人の考え方の基礎になっているように思えた ●日本には政府に逆らってまで自分の権利を守る教育や伝統がない
読了日:9月16日 著者:
脳から自分を変える12の秘訣: 「やる気」と「自信」を取り戻す (新潮文庫)の感想
●やる気とは、行動することによって蓄積されるエネルギー/「面倒くさい」を禁句にする/時間術の基本は「睡眠不足」と「過労」を避けること/時間を浪費することを何となく始めない/行動を言葉で捉え直すことは、意識的に言葉を選択しなければできません/私たちは多くの場合、脳と体の不調をメンタルの問題と混同している/感情の安全地帯というのは、「自分が確実にできること」をしている時間です/「自分のためになる」と分かっていることを実行するのは、一時的に不快や面倒が伴うことであっても、結果的にポジティブな感情をもたらしやすい
読了日:9月18日 著者:築山節
寝ながら学べる構造主義 (文春新書)の感想
一通り読んで分かったつもりになっても、結局は消化不良。何も残っていない●私たちはつねにある時代、ある地域、ある社会集団に属しており、その条件が私たちのものの見方、感じ方、考え方を基本的なところで決定している/狂気を排除したのは「理性」なのです/私たちはほとんどの場合、原因と結果を取り違える/他人に権力的な影響力を行使しようとするとき、必ず「理不尽」になります
読了日:9月20日 著者:内田樹
出世の教科書の感想
今の自分は、窓際要素満載。行動を改めようと思った ●時間というのは、誰にとっても寿命の断片なのだから/人間関係が途切れていくのは、「ごめんなさい」がきちんと言えないからだ/自分が謝りやすいタイミングを見計らうのではなく、相手が謝りやすいタイミングを見逃さない/後始末をしっかりできる人間こそが、将来出世させてもらえるのだ/手柄を譲った人間は、事実以上に過大評価される/教え好きになったら、人間はおしまいだ/口が堅い人は、言うべきことはきちんと言い、言ってはならないことは言わない
読了日:9月22日 著者:千田琢哉
本棚の本の感想
面白い。でも、掃除しにくそう。とか思うのは芸術作品への理解が不足しているからか?そんななか、リーディングランプ(http://www.junyasumoto.com/Jun_Yasumoto_-_Reading_lamp_-_1.html)は、実用的だと思う
読了日:9月23日 著者:アレックス・ジョンソン
なぜ北朝鮮は崩壊しなかったのか―日本の鏡としての北朝鮮 (光人社NF文庫)の感想
拓大国際講座・荒木先生の御本●国際関係で見ると、決定的だったのは中国との関係が断絶したことである/何でもできるから、それが逆に場当たり的な対応を生んでいるとも言える/もともと李朝時代からの文民優位の体制がつづいた朝鮮半島で、軍人出身者による政治は「例外の時代」であった/中国にとって北朝鮮が諸刃の刃ともいえるのは、歴史的にも隋、明、清など、王朝がたびたび朝鮮半島への介入をきっかけに衰退していることからも分かる/上がリーダーシップを取れず、下に優秀な人間がいるから、不満がたまって現場が言うことを聞かなくなる
読了日:9月24日 著者:荒木和博
「独裁者」との交渉術 (集英社新書 525A)の感想
●何事についても、感じたことを素直に言うこと、ただし言い方には気をつけるべきでしょう/日本での真ん中というのは、アメリカに行くと左翼寄りです/ニュートラル(中立)という表現よりも、インパーシャル(不偏性)という表現が好きです/あらかじめ敵を想定しない/歴史をみたとき、実は文民のほうが戦争をしたがっていたのではないか/まずはグッド・リスナーであるべき/大事なことは、そのときに考えられる一番よい、それしかない決心をすることで、それを慎重に丁寧にしたのであれば、あとになって左見右見するのは未練たらしい
読了日:9月27日 著者:明石康
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