墓で除草剤をまく
雑草シーズン前に
今年1回目の除草剤をまいた。
一緒に行った母親が
「この花、庭で育ててるのと一緒やわ」
と言ってた。
急に雨が降り出したので、
座席指定の列車で帰る。僕の席は通路側。
世界中のカロリーを
独り占めしたような体型の男性が、
僕の席の隣に座っていた。
当然のように座席をはみ出している。
でも、彼にはどうしようもない。
当然悪意もない。
現に、彼は限界まで太ももを閉じていた。
肉が邪魔をして上手く閉じれないだけだった。
デブでなかったら
むしろ謙虚な部類の座り方だった。
彼はAMラジオを聴きながら、
ビーフジャーキーを頬張り、
「愛のスコール」を飲んでいた。
網棚には「お代わり」のつまみ達が
ひとり暮らしの週末買い物分ほど待機していた。
(「スコールだけでなんとかするのか?」)
彼のズボンの膝は、彼の体重に耐えきれず
ジーンズのように擦り切れていた。
彼のズボンのポケットには、
携帯電話より大きい「何か」が入っていて、
それが僕の座席をさらに狭めていた。
そしてその「何か」が僕の太ももに触れ
僕をジメジメさせていた。
ジメジメが嫌で座席指定にしたのに。
だから雨の日の電車は嫌いなんだ。
でも、窓際でなくって良かった。
ヤンキーでない女の人がサングラスをかけて
買い物をしていた。
板チョコが一つ340円もした。
(おいしかった)
高級スーパー。
が、逆に睡魔に追い込まれて
1週間終わってしまった。
早く自分の勉強スタイルを見つけないと・・・
収穫は、訳も分からず取ってた
授業のノートを
今なら「なるほどね」とか「当たり前やん」
くらいには読めるようになってたこと。
大学の授業、もったいなかったなー・・・
桜が覆った下を通るのは、本当に気持ちがよい。
花見客の路上駐車で渋滞になっても
桜のトンネルに居る時間を
引き延ばしてくれるように感じられる。
おととしは小雨が降った直後で、
路駐もない、人もいない
トンネルの下を
桜が舞う中、車で走り抜けることができた。
本当に夢のような時間だった。
同乗していた82歳の親類が、
「天国みたいやー」って言うまでは。
桜があるから、
「花見がてら墓参りでも。」
と言うきっかけになったら、
なんとなく嬉しい。
それ以来、食事をするたびに、
「これは餌なのか?食事なのか?」
確認するようになった。
でも、目の前にある食事が何であるにせよ、
それを食する自分の受け止め方が大事なんだと
今朝、気づいた。
今日の朝食は
コロッケをはさんだ食パンと
シュークリームとコーヒーでした。
今日のトップニュースの見出しは
“Maehara quits DPJ helm”
こう言うのを高級なジョークと
言うのかと思った。
高田純次に会えば、何かを変えることが出来るかもと思って行ったんだけど、
結局、サインしてもらっただけ。
普通の脂ぎったおじさんだった。
今思えば、ちょっと有名人を見たぐらいで、
感化されるかもなんて、
虫の良すぎる話なんですが。
気分的には、
種ともこ「時間延長のシンデレラ」の女の子の気持ちに近い。(この詩を知ってる人がどれくらいいるのだろうか?)
僕は高田純次に何を求めていたのだろうか?
得意なところで確実に結果を出し、
心を安定させて、その余裕を他にまわす。
僕は受験生の昔からこのパターンだった。
僕の勝ちパターン。
最近こういうのないよなー。