My Top 10 Hip-Hop Albums
May
20
10. Lord Finesse "Awakening" (1995)
声と話し方が好きなMCです。このアルバムはR&Bを取り入れて話題になりました。本人は当時、雑誌のインタビューで「今が自分のピーク」と言っていましたが、以降ほとんど活躍していません。このような渋い曲の詰まったアルバムは、もう出て来ないと思います。
9. Showbiz & A.G. "Goodfellas" (1995)
1995年は全体に暗いイメージの曲が多かったと同時に、渋い曲も沢山ありました。このアルバムは極めつけで、ShowbizというDJの選曲がとても良く、力強く渋い曲の目白押しです。
8. Jay Dee "Vintage" (2003)
本人の他界した後に、溜めていた曲が一気に表に出てきた感じです。インスト集で声は入っていませんが、それだけにJay DeeというDJの手腕が、ひときわ目を引きます。
7. Smif N' Wessun "Dah Shinin" (1995)
プロデューサーのDa Beatminerzが、最も脂の乗った時期に制作した、渋いアルバムです。ジャケットは1971年、Roy Ayers "He's Coming"のアルバムのデザインを引用しています。
6. Pete Rock "Petestrumentals" (2001)
Pete Rockの良い所が詰まったアルバムとしては、最後になります。実際、『A Little Soul』等の曲のレコーディングは2001年以前だそうなので、この頃はもう、方向性が変わっているかも知れません。インスト集で、ヒップホップではPete Rockが初じゃないかと当時は思いましたが、もしかするとJay Deeのデモテープ等に触発されたのかも知れません。
5. Pete Rock & C.L. Smooth "Rare Tracks" (1998)
とにかく良いのは『Lots of Lovin』という曲のリミックスで、Pete Rockの最高傑作だと思います。買ったのは10年以上前ですが、今も車の中で聴いています。
4. Robert Glasper "In My Element" (2007)
ジャズの範疇ですが、Jay Deeの追悼曲が、彼を知るきっかけになりました。ヒップホップ世代のジャズピアニストなので、ヒップホップの要素が曲の随所に散りばめられており、とても入り易かったです。先日、ブルーノートのコンサートへも行きました。
3. DJ Spinna "Compositions, Vol. 3" (2007)
インスト集で6曲しか入っていませんが、『Edge』と『Shazzam』という曲が何度聴いても飽きません。Spinnaも渋い曲の多いDJです。
2. DJ Spinna "Compositions, Vol. 2" (2007)
同じくインスト集で6曲しか入っていませんが、『Platinum』と『Starz』という曲が、大のお気に入りです。
1. A Tribe Called Quest "Beats Rhymes & Life" (1996)
当時は酷評されたアルバムです。理由に、このアルバムからJay Deeが制作に関わった事、チームの仲が悪くなってしまった事などがあるようです。しかし音がスカッと抜けていて気持ち良く、3曲目から7曲目の流れはとても好きで、毎日のように聴いています。Jay Deeだけでなく、Q-Tipのアレンジが魅力のひとつです。
Posted at 2013-05-20 11:34
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Posted at 2013-05-21 14:53
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