3月に神戸へ出かけた時、金券ショップで標題のチケットを見かけ、気になり行きました。
通常、展覧会は東京を皮切りに西へ移動します。今回も同様の展覧会でした。会場の神戸市立博物館は古い建物で、展示場所が方々に分かれ、各階の入口や階段は狭く、ユーザビリティは良くありませんが、非常に良い展示をします。3年前の北斎展も楽しめました。
今回、展示物の9割が日本初公開。彫刻ですので、今話題のポール・マッカートニーのような再来日はそうそう無いかも知れず、貴重なのは言うまでもありません。本来の彫刻は着色されていたそうですが、塗料が剥げ、大理石の肌が露出したそうです。今の方が良いですね。当時の着色を見れば、そのほうが良いと思うかも知れませんが。
詳細な年代はうろ覚えですが、古代ローマ時代に花開いた彫刻文化は、古代ギリシャ時代の彫刻文化へのリスペクトだそうです。言葉、文字、また人種も異なるのに、数百年を経て、文化が継承されるのは凄いですね。当時の戦争やキリスト教の台頭で、意図的に破壊された彫刻や建造物が沢山あるそうです。古代アレクサンドリア図書館の消失や、今ではISISの世界遺産の破壊など、非常に惜しまれます。
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Posted at 2017-04-26 18:07
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Posted at 2017-04-29 04:27
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