開館2日目なので、人が多そうだし、やめとこうと思ったのですが…気が付くと京都にいた。大阪は湿気で蒸し暑い日でしたが、京都は寒かったです。
タイトルの人は、多分小・中学校の教科書に載っていて、私が最初に見たのはそれかと思います。先日、同博物館で展示されていた迫力ある金箔の絵(狩野派と混同しているかも知れません)が日本蔵ではなく、米メトロポリタン蔵だったので、何でやねんと気にかかっていました。
金箔の絵も豪華ですが、この人の凄みは、独自に開発した水墨画の妙です。解説には載っていませんでしたが、何百年も経っていて色褪せてはいますが、水墨画の背景上部に、金色(金箔ではなく、筆でさっと塗ったような感じ)が施されているものがあり、それが凄く上品な感じ。昔のものは宗教と混じって堅苦しいイメージがありますが、今回の展示は「渋い」って印象が強かったです。
意外だったのは、あまりこの人自身の記録は残っていないこと。画風の変化した時期・描いている人物などから、現代の人間が、京都に移住した時期・師事した派閥(ここでは狩野派)を推測しているに過ぎない。作品だけが、記録として強く残っている感じですね。
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Posted at 2010-04-11 07:39
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Posted at 2010-04-13 17:01
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