今朝ラジオを聞いていたら、日本のマスメディアが福島原発の事故の報道を世界とは違って、東京電力を保護するような内容であったことを問題視している話があった。それは、広告主である東京電力をかばう内容で、事実を隠蔽して伝えていないというのだ。確かに海外で聞こえてくる報道と日本国内で報道されている内容には大きな差があったことは事実で、それを問いただす内容の書き込みもソーシャルメディアには多くあった。私もそのような書き込みをこのブログルでさせていただいた。
ではマスメディアよりソーシャルメディアのほうが信頼性が高いのかというと、私はそうではないと思っています。ソーシャルメディアはあくまでも個人の意見であってニュースではありません。マスメディアの報道に嘘があったわけではない。隠蔽が行われたのなら問題ですが、マスメディアはニュースとして事実を伝えることが仕事なわけで、噂や事実として立証できないことを伝えることはできない。後になってソーシャルメディアに書かれたことが正しかったとしてもマスメディアが間違った行動をしたとは思えません。
ただ、もう少し厳しい質問を東電や日本政府にマスメディアはしていただき、東京電力や政府からもっといろいろな話を聞き出せたのではないかという残念さは残ります。たしかにソーシャルメディアの台頭でマスメディアも中途半端はできなくなることは確かです。こえでもっと厳しく情報を集めようとするマスメディアの体質が生まれることを祈ります。
朝のラジオを聞いて思ったことを書きました。
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Posted at 2011-10-23 14:51
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Posted at 2011-10-24 01:03
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