ドイツでラジオを売るのは、北極で氷を売るのと同じことかもしれない。しかし、それを売るのが営業マンだ。氷にだって美味しい氷とまずい氷があると思うんですよ、やっぱり。もし、これは世界でいちばんおいしい氷だよって言えば、その氷は北極でだって売れると思うんです。
小松万豊(元・ソニー海外部営業職)
この話は有名な話しだ。でも私は「買ってください」と言い続けるのは営業ではないと思う。「君から言われたら買わないわけには行かないよね。」と言わせることができるようになるが営業だ。
美味しいから売れる。それは商品が良いから売れるという意味だ。それなら営業はいらない。北極で氷を売るとは、美味しい氷を売ることではないと私は思う。お客様は、その氷を買うことで自分に、自社にそれ以上のメリットがあるから買うのだ。それは買った氷を捨てても良いくらいの考えを持たせることができる営業のできる技なのだと私は思っている。
内倉が言うのなら買ってあげよう。そう言ってもらえるようになることが営業の第一歩、いや最期の一歩なのではないか?。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account
Posted at 2010-03-29 21:51
People Who Wowed This Post
Posted at 2010-03-30 06:57
People Who Wowed This Post