私が営業に求めるモノ
Apr
6
(1)ものをかついで売りに回る
これ行商です。営業ではありません。
(2)お客様に注文をもらいに行く
これ御用聞きです。営業ではありません。
(3)お客様に商品説明をする
これデモ、展示販売で営業ではありません。
(4)将来販売する商品を考える
これは商品企画です。営業ではありません。
(5)商品の販売方法を考える
これはマーケティングですよね。営業ではありません。
営業という職種を理解するためにはビジネスの基本を理解する必要があります。ビジネスの基本とは、お客様のニーズを理解する、そしてそれを満たしてあげる。これが基本です。英語では FIND A NEED AND FILL IT. と言います。
お客様のニーズを理解するためには、まず最初にお客様の話を聞く事が大切です。多くの営業は風呂敷を広げて、自分お売りたいものの話しをするのですが,それではお客様のニーズを理解しているとは言えません。次に聞いたお客様のニーズからその場で自分が何を提案出来るか。また、自社で提供できないものなら誰が提供出来るのかという情報をお客様にお知らせする必要があります。
自社の製品をよく知ることはもちろん、自分でネットワークを持って、その知識を利用してお客様に紹介をすることも大切な営業の仕事です。紹介されて喜んでもらえるかは別として、紹介してあげた会社は喜ぶことは間違いありません。それがきっかけで営業に行った会社には商品が売れなくても、紹介をした会社に商品が売れることもあるのです。
営業職とはモノを売ること。でも自社の製品だけしか売れない営業は、自社の製品も売ることはできません。ビジネスチャンスはたくさん転がっています。それを聞いたときに、誰を紹介出来るかとすぐに頭に浮かばないようでは営業としては成功しません。
多くの会社とネットワークを作って、多くの会社から喜ばれたときに、相手の会社に「私の会社のものも買ってください。」と言えるのです。その時に相手は「XXXXさんに頼まれたら買わないわけには行かないよね。」と言ってくれるようになったらはじめて営業として認められたことになるのです。
これは私の毒舌です。自社製品だけを売ることは営業の一部なのですが全部ではありません。多くの方から信頼せされる、頼りになる営業とは、他の人から頼りにされる人の事なのです。そう、営業になって、お客様の会社から「うちに来ない。」といわれるようになったら一人前です。
Posted at 2010-04-06 23:00
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Posted at 2010-04-07 18:01
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Posted at 2010-04-07 01:11
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Posted at 2010-04-07 18:03
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