自分たちのビジネス(クラウドコンピューティング)の特徴はなんだろう。なぜ我々をお客様が選んでくれるのだろうということを考えることが多いのですが、今日シアトルエグゼクティブでプレゼンテーションをした中にこんなスライドがありました。
この会社はエアコンを販売している会社なので、職場の環境を提供しています。環境という意味でインターネットでメールと Web を提供する我々にも共通する部分があると思います。
上から
心地良さ(環境・サービス)
安心感(安定稼働)
固定コスト(定額)
リスク回避(コスト&リスク)
エネルギーの消費(エコロジー)
簡単言わせていただくと、安定したサービスを固定費で提供する。また、これによって環境にも優しい。これはまさにクラウドコンピューティングの目指すところではないでしょうか。
これを提供するためにはこれらを提供できるファシリティを準備する必要があります。ファシリティとは、データセンターから回線、ソフトウェアまでを含む全てを管理できる会社である必要があるのです。
ですからデータセンターだけの運営ではクラウドではありませんし、回線の提供だけではクラウドではありません。ましてやサーバーをデータセンターに置いただけではクラウドとは言えないと私は思っています。
「クラウドコンピューティング=新しいビジネスモデル」という考え方は間違っています。このようなエアコンの販売&メインテナンス会社のビジネスモデルと重なる部分も大きいのです。クラウドコンピューティングだから新しいことをしているのではないのです。
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Posted at 2010-07-28 17:57
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Posted at 2010-07-29 03:08
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