アメリカンバイクと言えば言うまでもなくハーレー、根強いユーザー層に支持されています。しかし過去5年間の株価を見ると上がるでもなく下がるでもない状況が続いています。これは何故でしょうか?
彼らは実は悩んでいるのだそうです。
彼らのユーザーの多くは50歳以上で、多分後15年したらバイクに乗らない、いや乗れない人が多く出てくると言うのです。そのためには若い人を顧客としてリクルートする必要があります。そこには3つの問題があります。
(1)バイク人口が減っている
(2)若い人はハーレーではなく、HONDA, KAWASAKI, SUZUKU, YAMAHA, BMW, DUCATI ... と言ったブランドを好む
(3)ハーレーを若人が買うには価格が高い
これが実はハーレーの悩みなのだそうです。それを打開するために 500cc とか 750cc と言うハーレーとしては小型のバイクの製造販売をはじめましたが、それらは若い人たちに人気がありません。
一見健全そうなハーレー、顧客が老齢化すると同時に、若い層にシェアを伸ばせない。これはハーレーだけではなく全てのビジネスが直面する問題だと思います。
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