マッターホルンという山の山頂は、
スイスとイタリアの境目にあるそうです
先日もブログに書いたのですが、
この7月で、病気になって10年が経ちました。
その節目に、発病当時、命を救ってくれた2名の医師に
感謝のお手紙を書いたところ、なんとそれぞれから
すぐにお返事を頂くことが出来ました。
どちらも、とんでもなく多忙な日々の中で、
貴重な時間を割き、ハガキや便箋を選び、
手紙を下さったことに、胸が熱くなりました。
自分が診たちょっとややこしい難病の人間から
10年後に「元気でやってます」
という手紙が届いたことが、先生たちにとっても
すごく嬉しいことだったようで、
心から喜んでくれているのが伝わるその文面には、
温かい血液が流れているのを感じました。
同世代のおふたり、美しい山(マッターホルン)のハガキを
下さった先生は昨年、医師を引退されたとのこと。
あの頃、彼に診てもらうために、飛行機で青森県から来たという
スーツケースを持った患者が居たのを覚えている。
いったい、何人の人を救ってきたのだろう。
心から「お疲れ様でした」と伝えたいです。
「これからは、この写真のマッターホルンの夜明けのように
新しい老後を楽しむつもりです」
彼のハガキはそう締めくくられていた。
「新しい老後」という言葉に、新鮮な驚きを感じました。
わたしも、そんな言葉を口に出来るように、
もっともっと体力をつけて、元気になりたい。
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