Aug
31,
2012
今年最後の紫陽花見物!?!
丹沢山地、表丹沢と呼ばれている周辺は、古くより山岳信仰・厚き場所だ。
大山寺修験(大山寺)・八菅修験(光勝寺)・日向修験(霊山寺)という修験集団が存在した。
今、登山道として人気ある丹沢の尾根道、それらは、数百年の歴史を持つ行者道でもある。
行者岳・経ケ岳とか仏果山・・・まさに山岳信仰ゆえに付いた名前の山々である。
山岳修験道場として道を辿ると滝あるところを通っている。
かつては、人里はなれた奥地であったところも今や林道としてまた幹線道路として車の往来が激しくなった。
神奈川県内の林道と名の付く道は、ほとんどが舗装されて・・・何ゆえの舗装なのか一寸疑問をもつが???
自転車のりとしては、こんなところまで自転車でこれる・・・と複雑境地!?!
それはさておき、かつては修験道場の場でもあった「塩川の滝」、今では滝のすぐそばまで車で行ける。
そして、滝近くのアジサイを思い出した。山アジサイは、すでに終わっているだろうが確か玉紫陽花が・・・。
そんな思いで・・・出かけてみると・・・以前より株数は、少なくなっているが、かわいく顔を見せてくれた。
ゆっくりと観察してみると・・・「玉紫陽花・ 羅背板玉紫陽花(ラセイタタマアジサイ)」であることが分った。
伊豆諸島に分布し、学名は Hydrangea involucrata Siebold var. idzuensis Hayashi
いつ頃から、ここに???ちょっとロマンを感じる。
おそらく僕が目にする今年最後の紫陽花だろう・・・と、楽しく観察できた。
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