《眼福(211)“色々な花(3+1)!?!”❖21-258》

タマスダレ(玉簾)      ヒガンバナ科 (Amaryllidaceae)
学名:Zephyranthes candida (Lindl.) Herb.
別名: レインリリー、ゼフィランサス
《”溝蕎麦!?!”大和市林間❖’21/09/10❖》
タマスダレ(玉簾);
名前の由来は、球根が丸い玉状で白い花を玉にたとえた事に寄る由。
 タイリンオオアマナ と酷似するが、よくよく観察すると違いがはっきりと分る。
タイリンオオアマナの雄蕊は花粉をつける葯を支える花糸が花弁の様に見える。
英名のレインリリーは、雨の後に一斉に咲きはじめることからに由。
明治初期に鑑賞用として導入されたが、繁殖力が強く栽培品が逸出し道端に見られる。
地下の鱗茎、線形の叢生した葉間から出た花茎から花序を伸ばし先端が6深裂する。
白い漏斗状の花を付ける。葉は濃緑色でニラ(韮)に似ている。
タマスダレ属は、花色で区別する。白花はタマスダレ、桃色花品種はサフランモドキ。
地下に直径2-3cmの球形の鱗茎があり、分球して殖える。
鱗茎にリコリンというアルカロイドを含む有毒植物でもある。
秋から冬にかけて濃緑色の根生葉を直立し、暖地ではそのまま越冬する。
葉は長さ30-40cm、幅3-5mmの線形で先は円くやや多肉質。
晩夏に茎高10-30cmの円筒状花茎を1-3個伸ばし直径4-5cmの白色花を1個上向きに付ける。
朝開き夕方に閉じ、数日の間これを繰り返す。花の下に膜質鞘状の総苞があり先は2裂する。
花弁は白色、長さ約4cmの長楕円形で6枚、基部は緑色を帯びる。雄蕊は6個で葯は黄色。
花糸は黄緑色。子房は下位で3室、雌蕊は1個で柱頭は3裂。花柱は雄蕊の輪の外側に伸びる。
令和参年(皇紀2681年)9月16日、記」


#植物

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《眼福(210)“色々な花(3)!?!”❖21-257》

ミゾソバ(溝蕎麦) タデ科(Polygonaceae)
学名:Persicaria thunbergii (Sieb. et Zucc.) H. Gross




《”溝蕎麦!?!”大和市林間❖’21/09/10❖》
ミゾソバ(溝蕎麦);
葉が ソバ に似、川辺等の溝地に育つとか、葉の形でウシノヒタイ、花形からコンペイトウグサ!!
花の大きさは1cm程なので目立たないが、寄ってみると白と赤のグラデーションが綺麗。
茎は中空、下向きに小刺があり、根元は横に這い立ち上がる。
葉は互生し、長さ4~10㎝の卵状鉾形、先が鋭く尖り、基部が耳状にはり出す。
牛の顔のような形をしているのが特徴とあるが??葉柄と葉脈上に小刺があり。
葉の両面に小さな星状毛がある。葉の形は、個々に変化が多い。葉柄に狭い翼がある。
花は枝の先に頭状に10~20個集まってつく。花柄には、赤色の腺毛が密にある。
花被は紅紫色で下部は白色、長さ4〜5mm、5裂する。花柱は.3裂。雄蕊8個。
托葉鞘は長さ7~20㎜、上部が葉のように丸く広がるものと縁毛だけの2種ある。
ミゾソバ類の分類は難しく、4種1亜種1変種に分類されている。
ミゾソバ、アキノウナギツカミに花がよく似ていると感じるが、葉が長い。
令和参年(皇紀2681年)9月15日、記」

#植物

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《眼福(209)“色々な花(2)!?!”❖21-256》

ヒカゲイノコヅチ(日陰猪の子槌) ヒユ科(Amaranthaceae)
学名:Achyranthes bidentata Blume var. japonica Miq.
別名: イノコズチ (猪の子槌)





《”日陰猪の子槌!?!”自宅大和市西鶴間❖’21/09/10❖》
ヒカゲイノコヅチ(日陰猪の子槌);
ヒナタイノコヅチ  に対し、こちらは名前のように日陰に育つ野草。
実際に姿は、か細く日陰っぽい。普通イノコズチと言うと、ヒカゲイノコヅチを指す。
茎は四角形で、節がふくらむ。葉は対生し、長楕円形で薄く、先はとがる。
茎先や枝先に細長い花序を穂状にだし下向きにぴったり圧着、緑色の小花を疎らにつける。
花は緑色、花弁は5枚、花の基部に小型の苞1個と2個の針状にとがった小苞がある。
小苞基部の付属片は長さ約0.3mmと小さく目立たない。雄蕊は5個。
雄蕊と雄蕊の間に膜質の小さな付属片を仮雄ずい(pseudostaminode)という。
雌蕊1個。針状小苞が動物の体などにくっつく。俗に言ってるくっつき虫!!
小苞の基部にある仮雄ずい(半透明で白い)は、ヒナタイノコヅチより大きい。
ヒナタイノコズチ(Achyranthes fauriei) は、名前通り日向に生える。
葉が捩れる様に波打ち葉の裏に白毛が密生、小苞付属体も小さく薄い膜状の仮雄ずいがある。
ヤナギイノコズチ( Achyranthes longifolia)は日陰に生え、葉が細い。小苞の付属体が小さい。
よく似たものが他にもあるが、花の粗密や葉の厚さ等は、環境変化にもより区別が難しい。
識別点要領は;
 ヒカゲイノコズチ:
日陰、葉が薄い、毛が少ない、花がまばら、葉先が徐々にとがる、小苞の間の白い付属体が大きい。
 ヒナタイノコズチ:
日向、葉が厚い、毛が多い(葉裏が白っぽい)、花が密につく、葉先が急にとがる、小苞の間の白い付属体が小さい。
 マルバイノコズチ:日向、葉が厚い、毛が多い(葉裏が白っぽい)、花が密につく、葉先が丸い。
令和参年(皇紀2681年)9月14日、記」

#植物

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《眼福(208)“色々な花(1)!?!”❖21-255》

クサボタン(草牡丹)      キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Clematis stans Sieb. et Zucc.


《”草牡丹!?!”大和市林間❖’21/09/10❖》
クサボタン(草牡丹);
ボタンに似ているというのでこの名が付いた由。
ボタンヅル と同様に葉が似ているだけで、花は似ていない。
茎は直立し、木質化する。葉は対生し、3出複葉、長い柄がある。
小葉は、卵形、3浅裂し、先が尖り、縁に不揃いな粗い鋸歯がある。
茎頂及び葉脇の集散花序に下向きに長さ1~2㎝の花をつける。花弁は無い。
萼は狭鐘形、花弁状の萼片は長さ1.2~2㎝で淡紫色、外に反り返って巻く。
クサボタンの茎は直立、高さ1m程になる。雌雄異株の花がつく。
令和参年(皇紀2681年)9月13日、記」




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《囈(38)“懐かしの高山植物(8)!?!”❖21-254》

ヤツガタケキンポウゲ(八ヶ岳金鳳花)    キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Ranunculus yatugatakensis Honda et Kumaz.
ヤツガタケキンポウゲ(八ヶ岳金鳳花) は、中々お目にかかれない“幻の・・・”花といえようか!
ひと目につかない様な所で咲いている。  
八ヶ岳連山を望む入笠山側からの景観。登山のアプローチが短いのが分る。
貴重な植物群の保全を切に望みたい。どの山頂も日帰り登山が可能。
それにしても特異な山岳帯と感じる。
《八ヶ岳という固有名詞が付く地域固有の植物(2)!?!》
ヤツガタケキンポウゲ(八ヶ岳金鳳花) ;
八ヶ岳の固有種。1928年、熊沢正男(東大生)氏が長野県八ヶ岳で最初に発見した。
高山帯の湿っ た岩場に生える。茎はあまり分枝せず、高さ10~30㎝。
根出葉は3つに深く裂けた後、さらに3つに裂け、裂片は線形になる。
花は湿った岩上にまばらに、茎頂に1個だけ黄色花をつける(直径1~1.5㎝)。
北岳に産するキタダケキンポウゲよりも少数しか見つけられなかった(半世紀前)。
見つけた周辺には、 ヤツガタケシノブ、タカネシダ等の希少植物も見れ良き環境だった。
ヤツガタケキンポウゲは、キタダケキンポウゲよりも背が高い、が花が小さイノが特徴的か。
キタダケキンポウゲの花は閉じ気味(知る限り)に比べると察かに違いがあったと記憶する。
令和参年(皇紀2681年)9月12日、記」

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《囈(37)“懐かしの高山植物(7)!?!”❖21-253》

ヤツガタケキスミレ(八ヶ岳黄菫) スミレ科(Violaceae)
学名:Viola crassa subsp.borealis var.yatsugatakeana





キバナノコマノツメ(黄花の駒の爪) スミレ科
学名:Viola biflora
別名: スミレ







《八ヶ岳という固有名詞が付く地域固有の植物(1)!?!》
ヤツガタケキスミレ(八ヶ岳黄菫) ;
ヤツガタケキスミレ(八ケ岳黄菫)は八ヶ岳連峰に自生する特有のスミレ。
八ヶ岳黄菫は、赤岳から硫黄岳の稜線砂礫地で見れる。タカネスミレ亜種の一つ。
タカネスミレはキバナノコマノツメが高山 の砂礫地などに進出した種と言われる。
ヤツガダケキスミレは、地下茎で横に広がる性質を持たず群生せず、まばらに見れる。
又、山上でも比較的早く咲く。クモマスミレよりも早く6月下旬から咲き始める。
ヤツガタケキスミレの特徴は、葉に光沢がない。次に黄色い花の唇弁が先が丸い。
花柄は長さ3 ~7cmで先に長さ1-1.2cm。花弁は倒卵形。
側弁基部は無毛。距は短く黄緑色、葉が円形で無光沢。托 葉には、鋸歯がある。
黄色で唇弁に赤紫の筋があり、タカネスミレと比べると細長い。
花径2㎝前後。上弁や側弁は後方に反り返る。萼片は緑色で赤紫のザラザラ。
隔離型のタカネスミレの仲間だが、八ヶ岳でしか確認されていない。
又、タカネスミレとの違いは、葉に光沢がなく、そして微毛がある。

酷似している花にキバナノコマノツメ (黄花の駒の爪)がある。
1700m以上の高山帯に多く湿り気ある岩場の隙間や、草地に生育している。
草丈5~15㎝くらい。黄色。下弁には赤紫色の脈が数本入る。
直径1.5~2㎝前後。上弁、側弁が反り返る。萼片は、淡緑色。
高山帯でしかみられない黄色いスミレで、スミレと名前がはいらない唯一のスミレ。
葉の先が少し凹んでいるものも多い。
「ヤツガタケキスミレ」と「キバナノコマノツメ」の見分けはどうするか、まず咲く場所が違う。
ヤツガタケキスミレが咲くのは稜線の(横岳から硫黄岳の間)砂礫地だけだ。
キバナノコマノツメのように湿った草地のようなところには生えない。
台座ノ頭の横あたりにコマクサが咲く礫地がある。ヤツガタケキスミレの自生地もほぼ同じ。
またヤツガタケキスミレは地下茎で横に伸びるという性質を持たず、従って「群生」しない。
あちらこちらにポツリポツリと咲くだけ。その咲き方もコマクサにそっくりと言ってよい。
次に花弁だが、ヤツガタケキスミレは四つの花弁が反り返り重なるようにくっついている。
キバナノコマノツメも反り返っているが反りが甘く、花弁はわりと離ればなれだ。
そして前の方に一つだけ伸びる花弁。キバナノコマノツメは先がちょっと尖り気味。
対してヤツガタケキスミレのそれは巾広で丸くてまるでシャモジのような形をしている。
先は尖るどころか反対にへこんでハート型になっているものも多い。
更には葉の色艶。ヤツガタケキスミレは、葉に細かい産毛が生えていて艶はまるでない。
その毛のせいで葉の色は遠目にかなり白っぽく見える。
キバナノコマノツメの葉は緑濃くてつやつやだ。そして、咲く時期が異なる。
キバナノコマノツメは、6月が花盛り。対してヤツガタケキスミレは、コマクサと同じ7月に開花。
ヤツガタケキスミレは八ヶ岳にしか自生していない固有種。生育場所も狭い範囲だ。
7月にコマクサと一緒に硫黄岳周辺で見れる姿は、実に瀟洒だ。
令和参年(皇紀2681年)9月11日、記」

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《囈(36)“懐かしの高山植物(6)!?!”❖21-252》

ミヤマダイコンソウ(深山大根草)     バラ科 (Rosaceae)
学名:Geum calthaefolium var. nipponicum





《ガレ場を好む黄色い花!?!》
ミヤマダイコンソウ(深山大根草) ;
ミヤマダイコンソウは,高山の岩場で見れる。夏山シーズン初めに黄色の花がつく。
ミヤマダイコンソウはダイコンソウの仲間で、根生葉に特徴がある。
一見切れ込んだ円形の葉に見えるが、正確には複葉の頂小葉で柄に小さな側小葉がある。
高山の黄色い花で同様な特徴を持った花はない。似た花のミヤマキンバイは、葉が3小葉。
ミヤマダイコンソウの特徴は根生葉の側小葉だが、茎葉が小さく柄がなく茎を抱く事。
花茎は細長く伸び上部でまばらに枝を分け、直径2cm程の鮮黄色5弁花を2~3枚つける。
花弁は、円形~広倒卵形で先は少しへこむ。雄蕊と雌蕊は多数。
子房に粗い毛があり、花柱は関節がなくてダイコンソウの様に曲がらず、花後に伸びる。
萼片は披針形で5枚、斜開して花後も反曲しない。萼片間の副萼片は萼片より短い線形。
令和参年(皇紀2681年)9月10日、記」

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《囈(35)“懐かしの高山植物(5)!?!”❖21-251》

コメバツガザクラ(米葉栂桜)    ツツジ科(Ericaceae)
学名:Arcterica nana




《ガレ場を好む楽しい花”米葉栂桜”!?!》
コメバツガザクラ(米葉栂桜);
北八ヶ岳・北横岳したの坪庭で観た花。6月初め(八ヶ岳南北各所で見れる)。
エゾノツガザクラ、アオノツガザクラ等と同じく砂礫地、岩礫地の地面を這うように育つ。
高山の岩場に生える「ツガザクラ」の仲間だが、葉が広く「コメバツガザクラ属」。
「コケモモ」に似ているが、花が丸っこく口がすぼまっている違いがある。
また、花が3輪1セットで咲く。花冠は、白色で長さ4-5mm、先端は浅く5裂し、雄蕊10本。
ハイマツ帯の風衝草原や雪田周辺にカーペット状に広がるようだ。
ツガザクラの様な針金状の葉ではなく當に米葉でである。
*      *      *
今、この坪庭と呼ばれるすぐ近くまで北八ヶ岳ロープウエイで行かれる。
麓の北山地区山麓駅(標高1,771m)から山頂駅(同2,237m)までを約7分で駆け上がる。
山岳パトロールのバイトをしていた1965~6年は建設中で見回りに時折参った場所。
この地の建設現場で黒曜石が見つかった事もあって調査に参加した。
このロープウエイ開設当初(1967年)は、「日本ピラタス横岳ロープウェイ」と呼んでいた。
令和参年(皇紀2681年)9月9日、記」

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《囈(33+1)“懐かしの高山植物(3+1)!?!”❖21-250》

ミツバオウレン(三葉黄蓮) キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Coptis trifolia (L.) Salisb.





ウスギオウレン (薄黄黄蓮) 学名:Coptis lutescens Tamura
早春から初夏まで花期がながい。セリバオウレンの変種。
雄花は白色~淡黄色、淡紫色を帯びる。花径は1㎝位。
葉は根生葉が3回3出複葉、淡黄色の花故に、薄黄黄蓮と言われる。
《稜線近くで観る黄色い花”三葉黄蓮”+α!?!》
ミツバオウレン(三葉黄蓮);
背丈が低く、他の植物の下になって名前由来の三葉を見ることは割りと少ない。
漢方薬の薬草の オウレン  に似、葉が3枚あるのが名前の由来。
花びらのように見えるのはガク片で、黄色く小さなのが本物の花びら。
和名の由来は、オウレンに似て3小葉を持つ事。又、根茎を黄連ということから。
根茎は黄色~橙色。葉は根生し、3出複葉。小葉は、無柄で鋭い鋸歯縁、厚く光沢がある。
細い花茎の先に直径約1㎝の花を1個だけつける。萼片は5個、白色の花弁状で大きい。
花弁は長さ0.8~1.6㎜、棍棒状の黄色の蜜腺だけになっている。雄蕊は、長く30~60個。
オウレンは キクバオウレンやセリバオウレンを含めた広義の Coptis japonica を指し、
一般的にはキクバオウウレンを指す。小さな白色の花弁がある。 
*      *      *      *      *
八ヶ岳連峰には、南八ヶ岳連山と北八ヶ岳連山がある。総じて八ヶ岳連峰と呼ぶ。
連峰の東側麓の小海線沿線は、観光開発が進み悪く云えば俗化してしまった。
初めて清里の駅に降り立った頃は、駅前に雑貨屋さんが一軒あるのみだった。
大きな建造物といえば、清泉寮と八ヶ岳ロッジ(国民宿舎・今はない)位だった。
野辺山は、国鉄(現JR)駅として最高高度の駅としては知られていたが。。。!
他方、八ヶ岳連峰の西側麓は、余り開発されておらず、緑が色濃く残っている。
硫黄岳稜線を北に下り夏沢峠を西に少し下った森林の中にオーレン小屋がある。
この山小屋名は、薄黄黄蓮に由来すると聞いた。
1965・6年の夏にオーレン小屋には大層お世話になった。
64年夏は、長野営林局の山岳パトロール(監視)のバイトでよく利用させて頂いた。
翌年は、厚生省の山岳指導員(国立公園関係)で数度寄らせて頂いた。
懐かしい。当時の小屋主さんが現役でご活躍に由。一度訪ねてみたい。
令和参年(皇紀2681年)9月8日、記」
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《囈(33)“懐かしの高山植物(3)!?!”❖21-249》

八ヶ岳 横岳~硫黄岳 稜線。
コマクサ(駒草)      ケシ科(Papaveraceae)
学名:Dicentra peregrina (Rudolph) Makino
稜線からの斜面に群落がある。
コマクサとウルップソウ(ウルップソウが終わるとコマクサが咲き始める)の共演。
中に白色コマクサが見えた(稀少な姿)。
標高2500m前後??の高所に華麗に魅せるコマクサ。
《ガレ場を好む瀟洒な花”駒草”!?!》
コマクサ(駒草);
 エーデルワイス  やコマウスユキソウと並び称される「高山植物の女王」。
「ガレ場」と呼ばれる高山の細かい礫地帯、そして岩場で見れる不思議さ。
仔細は知らないが、花をつけるまでに数年~20年もかかると聞く。
人気が沸騰!!盗採被害が続出、絶滅した自生地も数多い、と。。。!
コマクサの種は、柄に付いた実の殻が割れ、種がこぼれ落ちるだけでなく、
実をぶら下げている柄が折れ、殻ごと斜面を風で飛ばされ種を撒き散らす。
そして広い範囲に生育地を広げる由(50年も前と今を見比べると実感できる)。
「駒草」の名は、花の形が馬の顔に似ている!?!からに由。
強風の吹き荒れる高山の植物、理にかなって背は低く、花も2~3cmと小さい。
コマクサをケマンソウ科(Fumariaceae)に分類してる論文も見受けられる。
根は砂礫中に長く伸び、葉は粉白色、2回3出複葉、小葉も細分裂し、地を這う。
花は淡紅色。花弁4枚、中側の2枚は突き出し外側2枚は反り帰り基部が丸く膨らむ。
雄蕊は6個。萼片は、2個。 白花品はシロバナコマクサ(form. alba) と呼ばれる。 
孤高の地での植物を園芸的に商売に供するのは、控えて頂きたいと希する。
限定的で萬人の目には触れづらい?それらの稀少植物等は、公共施設にあればいい。
そうした事が、役割分担だろう。環境保全を思うのである。
令和参年(皇紀2681年)9月7日、記」

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