イカリソウ(錨草) メギ科(Berberidaceae)
学名:Epimedium grandiflorum Morr. var. thunbergianum (Miq.) Nakai
花色は白、クリーム、淡紅色、淡紫色等々結構変化に富んでいる。
高さ20-40cmの夏緑性の多年草。葉は、広卵形で薄い紙質の小葉を出す。
成長した葉の表面は無毛で、裏面には微毛があり多くは粉白色を帯びる。
花は直径4~5cm、葉より早く、あるいはほとんど同時に開く。
花片の基部から距と呼ばれる細い管が四方にのび、先の少し膨らんだ部分に蜜がある。
明るい雑木林や杉林、土手の草むらにかたまって生え、
紅紫色、白色の錨を思わす特徴的な花が咲き、夏や秋には三つまたに枝分かれする葉が見られる。
花の形が船の碇(錨)に似ているので付いた名前。
昔から強壮剤として有名で、いまでもユンケルに使われているとか!!
薬草として、強壮、強精、血圧低下、健忘症防止などに効能あるとか。
放杖草とも棄杖草とも呼ばれる。飲めば元気になって老人にも杖はいらないという意味。
北海道(西南部)~本州で見られる。日本固有種。
***身近な里山にも春到来、健気に挨拶してくれてるみたいだ***
3月24日誌「大和市・泉の森」